基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

2008-05-23から1日間の記事一覧

故郷から10000光年 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

SF

光年は時間じゃない・・・!距離だ・・・! あらすじ 短編が 15個も 入ってる! 感想 ネタバレ無 前回読んだ老いたる霊長類の星への賛歌、は正直いって読みづらかった作品であったが、こっちは短いものが多い事と、わかりやすい作品が多い事もあって楽であっ…

連射王 上下 川上稔

終わりのクロニクルで有名な川上稔のハードカバー本 あらすじ 何事に対しても本気になれない主人公は自分が何かに対して本気になれるのかを疑問に思っていた。しかしとある人物との出会いから、方向づけがなされる。その方向とは、シューティングゲームであ…

零崎曲識の人間人間 西尾維新

零崎を始めるのも悪くない。 あらすじ 戯言シリーズではあまり語られることのなかった零崎一族の主要人物について語られる零崎一族シリーズ。今回は3巻目、零崎曲識の話である。 感想 ネタバレ無 西尾維新の本領発揮というところか。刀語を通して何か引っ張…

老いたる霊長類の星への賛歌 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

SF

あらすじ たんぺんが 7つ 入ってる汝が半数染色体の心。 エトセトラ、エトセトラ。煙は永遠にたちのぼって。一瞬のいのちの味わい。ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?。ネズミに残酷なことのできない心理学者。 すべてのひとふたたび生まるるを待つ…

四季 冬 森博嗣

うわー。やばい面白いです。 あらすじ 天才、真賀田四季はどこにも行かない。 感想 ネタバレ無 つなげすぎじゃないかな?とは思うものの、やはり面白い。天才を登場させるだけではなくて、天才を書こうとしたところが素直に凄いと感じられる。総括としての感…

四季 秋 森博嗣

あらすじ 天才、真賀田四季の生涯、と思いきや、S&Mシリーズの西之園萌絵と犀川が中心になってVシリーズの登場人物も交えての真賀田四季追跡作戦といった様相をていしてくる。 感想 ネタバレ無S&MシリーズとVシリーズの重大なネタバラシ的な要素が盛大に盛…

四季 夏 森博嗣

あらすじ 天才、真賀田四季の生涯。 感想 ネタバレ無今回もその天才がバッサバッサとお前ら全員無駄なことばっかりやってんな!と切り捨てていくわけだけれども、冒頭にプラトンの愛に関する解釈を持ってきたところからも、夏は恋愛色が強い。すべてがFにな…

四季 春 森博嗣

あらすじ 天才、真賀田四季の少女時代を書くミステリー。 感想 ネタバレ無相変わらず森博嗣の書く本は安定して面白い。どれを読んでも、まず満足いくものになっているだろう。読んでいなかったのに特に理由はないけれど、文字数が少ないから敬遠していたとい…

すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

SF

なんだか不思議な感じ あらすじ メキシコのキンタナ・ローを舞台にした奇妙な小説 感想 ネタバレ無 全部読んだけど、正直いって理解できたかというとよくわからない・・・。というか、これは本当に架空の話なのかどうかすらもわからない。ドラマとしかいいよ…

輝くもの天より堕ち ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

SF

あらすじ 地球人類がヒューマンという名で宇宙の一種族となった未来。舞台は銀河系のはずれにあるダミエムという小さな惑星。そこに住んでいるのは土着の少数のダミエム人と、彼らの安全を図るのを職務としている三人のヒューマンの保護管だけ。ふだんはあま…

シッダールタ ヘルマン・ヘッセ

あらすじ シッダールタが悟りを得るまでの話。 感想 ネタバレ無 今まで読んでなかった事が悔やまれる。 読む時期に意味があるとは思えないが、もっと若い時に読んでいたらどうだっただろうと考える。多分今とそう変わってないだろうが、同じような事を考えて…

ゲーム・プレイヤー イアン・M・バンクス

SF

あらすじ ゲーム大好きなやつが、すべてをゲームで決めるというゲーム帝国に乗り込んでひたすらゲームする話(適当!) 感想 ネタバレ無なんかやたら前半が読むのをやめるほどではないが、面白くなかったが・・・。 後半というよりある一点から面白くなった…

フィッシュストーリー 伊坂幸太郎

この一冊を読んだことによって、既刊の伊坂幸太郎作品はすべて読んだことになった。悲しい話である。と書いているうちに、そういやこの前出たゴールデンスランパーは読んでなかったな、と思いだした。おれの幸せはまだ持続中である。 あらすじ たんぺんがい…