基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

2008-05-29から1日間の記事一覧

黒祠の島 小野不由美

祠が変換できなくて焦った・・・。アマゾンからコピペしてきたから大丈夫だが。本作は十二国記、屍鬼などで知られる小野不由美の書く長編本格推理小説である。あらすじ 式部剛は失踪した知り合い、葛木志保を探しているうちに夜叉島という島の名前に行きつく…

車輪の下 ヘルマン・ヘッセ

車輪の下 ヘッセ名作である。あらすじ 少年ハンスは周囲に求められるままに勉強をし、自分の欲望を抑え込み、神学校の入学試験に通るが彼の苦悩はいっそう激しくなるばかりであった。感想ネタバレ無車輪の下というのはどういう意味だろうか、と考えてみる。…

ラーゼフォン時間調律師 神林長平

ラーゼフォン時間調律師 神林長平アニメラーゼフォンのノベライズである。 ちなみにアニメは見ていない。神林長平がこんなもの書くなんて・・・と正直かなり意外に思った。悪い意味か良い意味かはよくわからんが期待していたのは確か。あらすじ 繰り返し生き…

ソラリスの陽のもとに スタニスワフ・レム

SF

傑作やねーん。傑作傑作。あらすじ 惑星ソラリスには生命体が一種類のみ存在していた。思考する──海。人類と未知のものとの遭遇をえがく。 感想 ネタバレ無最初の方はまるで文系の人間が突然量子力学について語られているように理解不能な事ばかりだが、次第…

軌道傭兵1 衛星基地爆破 谷甲州

SF

日本沈没のその後を書いた作家としても有名な谷甲州の軌道傭兵シリーズを読み始める。とりあえず1巻を読んでみて面白かったら次も読もうと思ったが、予想通りはまってしまった。日本国内のハードSF作家は正直あまり多くないのだが、そのうちの一人。しかしよ…