基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

コミック

宇宙兄弟を読んで夢が破れても前に進む勇気を貰う。

五巻まで読んでましたけどつい最近六巻から最新刊まで一気読み。これはやっぱりなんというかべらぼうに面白い。宇宙飛行士になるという夢を持った兄弟の物語です。兄弟のうち弟は夢に一直線に進んでいきすでに宇宙飛行士に。会社に勤めていた兄はリストラさ…

ヒストリエを読んで歴史が好きだった昔を思い出した

寄生獣などの名作を送りだした岩明 均さんの現在連載作品、『ヒストリエ』を昨日寝る前に読んだのですけどめちゃくちゃ面白くて、結局最後まで読んでからでないと眠れませんでした。 以下略

フィクションだとわかっていても憧れてしまうほど素晴らしい──乙嫁語り2巻感想

フィクションの方が現実よりいいし! 19世紀の草原地帯、シルクロードに生きる遊牧民、そんなところに嫁いで行った、乙嫁の物語の第二巻が発売されました。ちなみに乙嫁とはあとがきによると「若いお嫁さん」「美しいお嫁さん」という意味だとか。相変わらず…

「非日常」を奇跡的に生き延びてきた英雄と、「日常」を生き延びるすべを知っている比呂美が出会った時に、何かが起きる!──アイアムアヒーロー 3巻

アイアムアヒーロー三巻が発売されました。一人の弱気で鬱々とした男が、ヒーローになっていく物語だと思われます。一巻と二巻の感想はこっちに書いています。現実も怖いけど、非現実にもパンチ力があるし……──アイアムアヒーロー - 基本読書 いやーそれにし…

鬼かっけぇ──BLAME!

漫画です。ちなみにid:daen0_0 さんにお借り&オススメされました。妙にそそる廃墟で高層な建築物と、無敵主人公が織りなすアクション場面が最高でした。今までdaenさんにはいくつかオススメされてきましたけれども、これを読んでいたらdaenさんの好みの傾向…

惑星のさみだれ9巻

本日惑星のさみだれ9巻が発売されました。いやーやっぱり面白いです。次の10巻で完結ということで、物語はもう終盤も終盤、地球を砕こうとするアニムスと、地球を砕こうとするアニムスを倒して自分で地球を砕こうとする夕日とさみだれのコンビという、なんだ…

げーせんで働いているけど何か質問ある?──げーせん

よく2ちゃんねるなんかに立てられるスレで、「〜〜で働いているけど質問ある?」系のがありますよな。わたし、アレが好きでどんな職種だろうが見つけるたびに読んでしまいます。いつも使っている施設や、サービスの裏側がどうなっているのかっていうのを知…

トーマの心臓

初めて読んだ。この人物の、今のこの心境であるならば「これ以外あり得ない」と思えるセリフの応酬と、そうやって感情移入できる状況の描写、絵の表現力が圧倒的で、やはり名作として長年読まれ続ける作品は違うな、と思いました。他には、最初にトーマ君が…

自分の中に家を持て──3月のライオンが素晴らしかった

『3月のライオン』4巻が素晴らしい、という評価を聞いていたのでいてもたってもいられずに買ってきて読んだら……1巻も2巻も3巻も最高じゃないか!! どの巻も最高すぎて、思わず泣いたり胸が熱くなったりしました。すげぇ! いやでもやっぱり一番さいこうなのは…

ダメだけど ドジだけど 切なくて 優しくて 人間ってこんなにも愛おしい!〜ガキの頃から〜 一色まこと短編集

ダメだけど〜というのは帯から引用しました。『〜ガキの頃から〜 一色まこと短編集』は、『花田少年史』『ピアノの森』の一色まこと先生による、「人間賛歌」の言葉がふさわしい傑作短編集でした。いやーほんとに、どの短編も色々な「人間関係」を書いている…

何も起こらないという奇跡──ゆゆ式

ツイッターでみんなが読んでいて、面白い面白いとわいわいしていたので思わず買ってきてしまいましたよ。この『ゆゆ式』言ってしまえば「女子高を舞台にした女の子達の萌え系四コマ」という最近世間に溢れかえっているように感じられるお話の一つなのですが…

鶴田謙二の描くエマノンは、ちょうさいこう!

本屋でうろうろしていたら、『さすらいエマノン』をみつけた。1200円かー、ちょっと高いなぁと思って、買おうかそれともここはスルーしようかしばらく迷う。が、迷うぐらいなら買ってしまえ! えいや! とそのままレジに持って行ったんですが、やっぱり…

家政婦が黙殺

本日2月23日には篠房六郎先生の漫画が、『新装版 家政婦が黙殺』と『百舌谷さん逆上する』と何と二作品も同時に発売されましたのでテンションが上がりましたよ。この『新装版 家政婦が黙殺』は新装版と言う事ですが、今回初めて読みました。エログロヤクザヤ…

世界は美しいと気がついていく──あまんちゅ!

ああ、これは凄い。世界があまりにも美しいことにびっくりして、読んでいて思わず泣いてしまった。前作ARIAは火星都市「ネオ・ヴェネツィア」を舞台にした美しい物語だったけれど、今回は、SF要素一切なし。田舎の町を舞台にして、それでも世界は美しいし、…

ひらめきはつめちゃんを読んで風呂でおぼれそうになった。

ひらめきはつめちゃんをげらげら笑いながら読んだ。これはヤバイ。お風呂で読んでいたら、笑いすぎて溺れそうになった。ほんとに。何でこんなに笑えるのかなあ、って考えたときに、笑いに関して、とある科学の実験所でおこなわれた、こんな実験を思い出しま…

現実も怖いけど、非現実にもパンチ力があるし……──アイアムアヒーロー

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)作者: 花沢健吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/08/28メディア: コミック購入: 15人 クリック: 2,267回この商品を含むブログ (206件) を見るアイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)作者: 花沢健吾出版社/メー…

キルミーベイベー、ナチュラルにヒドい関係性が面白い

キルミーベイベー (1) (まんがタイムKRコミックス)作者: カヅホ出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2009/01/27メディア: コミック購入: 7人 クリック: 71回この商品を含むブログ (104件) を見るキルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)作者: カヅホ出…

『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!──惑星のさみだれ6巻

惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2008/10/29メディア: コミック購入: 20人 クリック: 49回この商品を含むブログ (94件) を見る 今さらこうやって発売されてから時間も結構立ってしまっている作…

かっこいいだけではかっこ悪い──惑星のさみだれ8巻

惑星のさみだれ 8 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2009/11/10メディア: コミック購入: 16人 クリック: 250回この商品を含むブログ (80件) を見る いやほんと面白いですねこれ。一巻ずつ読んで感想書くとか言って…

努力と才能──「サイコスタッフ」を読んだよ。

サイコスタッフ (まんがタイムKRコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2007/10/27メディア: コミック購入: 12人 クリック: 144回この商品を含むブログ (76件) を見る サイコスタッフとは 「サイコスタッフ」とは、「戦国妖狐」「惑星の…

キャラが立つってどーいうことだろ?──惑星のさみだれの女の子が可愛すぎて死ぬ

惑星のさみだれ 4 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2007/10/26メディア: コミック購入: 17人 クリック: 33回この商品を含むブログ (97件) を見る 面白すぎて四巻読み終わった後何か書くこともなく五巻読み終わっ…

役者は揃った──惑星のさみだれ三巻を読んだよ。

惑星のさみだれ 3 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2007/05/28メディア: コミック購入: 16人 クリック: 50回この商品を含むブログ (93件) を見る ゲーム的なシステム とてもゲーム的な世界観…というよりかは、ゲ…

王道を逆立ちして歩く

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2006/01/27メディア: コミック購入: 26人 クリック: 275回この商品を含むブログ (206件) を見る 『惑星のさみだれ』一巻の感想を書いた時に、どうもこの作品、…

大人と子供の境界線はどこ?──惑星のさみだれ二巻を読んだよ

惑星のさみだれ 2 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2006/09/27メディア: コミック購入: 16人 クリック: 51回この商品を含むブログ (108件) を見る 一巻でよく話がまとまっている。「イヌの騎士」という副題が示す…

王道とは何だろう──惑星のさみだれ一巻を読んだよ

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)作者: 水上悟志出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2006/01/27メディア: コミック購入: 26人 クリック: 275回この商品を含むブログ (206件) を見る 久しぶりに新しく漫画を買った。「惑星のさみだれ」というのが…

「わっしょい!わじマニア」がイジメられてるから擁護する。

わっしょい!わじマニア (ジャンプコミックス)作者: わじまさとし出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/01/04メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る わっしょい!わじマニアとは、ジャンプに彗星のごとく現れた一話完結型のギャ…

個人的には今一番面白いファンタジー漫画──「マギ」1巻、2巻が発売!!

マギ 1 (少年サンデーコミックス)作者: 大高忍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/12/18メディア: コミック購入: 6人 クリック: 179回この商品を含むブログ (89件) を見るマギ 2 (少年サンデーコミックス)作者: 大高忍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009…

乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)作者: 森薫出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/10/15メディア: コミック購入: 59人 クリック: 1,445回この商品を含むブログ (432件) を見る 凄すぎる作品を読んだりみたりした時の、ぼくの反応のパターンは大別して二…

昴 (1) (ビッグコミックス)作者: 曽田正人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2000/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (89件) を見る 普通に感想を書く。 読み終わって色々感想を読んでいたら、どうも昴の人間性が好きになれな…

昴を内田樹流身体論で読んだ

昴 (1) (ビッグコミックス)作者: 曽田正人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2000/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (89件) を見る 時々小説や漫画を読んでいて、「眼の奥」で読むような読み方が出来るときがあります。これは…