あらすじ
人類は衰退した。1億人以下。かつての栄華を取り戻す気配ない。新人類=妖精=能天気、いっぱいいる、すぐれた技術力。主人公は新人類と旧人類の間を取り持つ調停官、仕事はほとんど無く、ほのぼの。
感想 ネタバレ無
まったくもってほのぼのである。読み終わった時にほんわかした気分になれる。読み終わった時に、無性にほんわかしてしまって、その後2時間ぐらいは、今日はのんびり仕事しようという気分になっていた。しかし2時間たったらすっかり忘れていつものごとく仕事してましたが。
サザエさんやちびまる子ちゃんを見終わった後のようなそんな感覚。
イラストの効果によりほのぼの度が上昇。妖精というのだから羽が生えていると思い込んでいたがそんな事はなかった。妖精というよりも小人のようにみえる。
最初はちょっと、あれっと思った日記調の一人称だがすぐに慣れるというか、好きになった。それからあとがきが面白い。
主人公のほわほわ度と妖精のほんわか度があわさってほわほわほわほわほわ(理解不能)
ネタバレ有
といっても別にネタバレするような事があるわけでも無いような。
あとがきで児童文学っぽい感じで書かれる 金太郎飴的ストーリーでいくらでも作れる ものを作りたかったがこんなのになってしまったーと書いてあるが、最初に感じた印象がちびまる子とサザエさん的なイメージだったために、ちゃんと作れている気がする。
特に内容をあげてどーこーという箇所はないけれど、あえてあげるならば笑った箇所
前任の前任の調停官の日記を読んで仕事の内容をつかもうとするシーン。
○月×日
パンがなければケーキを食べればいいのだ。○月×日
今日もビフテキに継ぐビフテキ。
酒に継ぐ酒。
ビフテキ、酒、ビフテキ、酒、ビフテキ、酒・・・・・・○月×日
ビフ・・・・・酒・・・・・・「どうだったね?」
祖父が戻ってきました。
「ビフ酒でした」
「そうだ。いいぞ。その認識であってる」
ビフ酒すぎる・・・。バイオハザードのパロとマリーアントワネットのパロを合わせるとは思わず笑ってしまった。
かゆ・・・うま・・・と対比しても幸せすぎるぞ。まるで天国だ。
妖精さんかわいすぎる。でも話し方とかその微妙に壊れたセリフとかどっかで見たような気がするんだけど、どこでみたのか、まったく思い出せない。
これを他人に伝えるには全文を書き写すしかないだろう。つまり読んでもらうしかないのだ。残念な事だ。えがちゃんの苦しみが理解出来るぜ。
それではさようなら