基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

プリンセス・ビター・マイ・スウィートとベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

 女の子が可愛い作品というのは、それだけで素晴らしいといつも思います。世界平和を歌う作品や、戦争廃絶をうたう作品よりもよほど女の子が可愛い作品の方が優れている。何故なら可愛い女の子は男も女も、幸せにするからです。男は美少年を見ても、別に幸せになりはしませんけど、どうやら女は美少女を見たら幸せになるそうなのです。これは非常に凄いことだと思います。男にも女にも萌えられる…。もちろんBLのような男同士だっていけます。男はそこまで多様な趣味を持てません。いや、というよりかは、女の子は「可愛い」ものだと言った方がいいのかも。「可愛い」は性別を抜きにして人に好まれます。犬や猫だって可愛いでひとくくりにされますし、女の子に対する可愛いもそれと同じレベルなのかも。最近は男女同権! とか、草食系男子! とかいって、男すらも「可愛い」存在にされようとしている気がします。男が男を「可愛い」といって萌えだしてしまったら、女性は今までのように「可愛い」存在であるという特権性を維持できなくなってしまう。そうなったら困るのは女性ではないかなーなどとこの二作品を読んで考えていました。

 「可愛い」は正義。みたいなキャッチコピーが昔流行りましたけど、あれは割と真実ですよね。可愛ければ正直なんでも許してしまいます。たとえば飼っているわんこが、家中でおしっこをまき散らしたとしても、まあ可愛いからいっか、とほとんどの人は思ってしまうはずです。つまり「可愛い」ことが正しいのであって、「可愛くないもの」は正しくないのです。そういう意味で僕はいつも「女性の方が男性より凄い」と思っています。女性を尊敬すべき点はいくつもあります。男は多分あんなに熱心にファッション雑誌を読めないし、あんなにメールをこまめに返せないし、あんなにずっとおしゃべりをしていられないし、あんなルールの多い友だち関係を結ぶことはできません。要求される能力が多すぎるからです。女の子が可愛いしぐさで可愛いことを言えば、ほとんどの男ははいはい俺に頼ってくれてありがたいなあ、あははやっちゃうよ、俺、働いちゃうよ、みたいに頑張ります。もうなんか何が言いたいのかよくわかんなくなってきましたけど、ようするに「可愛い」は正義であり「女性は男性より優れている生物だ」ということが言いたかったのです。よくわかんないけど。以下普通に感想
 そう、何で延々とわけのわからない「可愛い」話をしたかといえば、このプリンセス・ビター・マイ・スウィートとベネズエラ・ビター・マイ・スウィート両作品の特徴を僕が個人的に述べるとするならば「圧倒的なまでに女の子が可愛い」という点にあるからです。これは後にあの狼のラノベの絵を書いて有名になる文倉十さんのイラストがブラボー! てのもあるんですが、著者のうまさの方が勝る。正直いって女の子が可愛かった以外の点はあまり印象に残っておりません。独特な文章などは覚えていますけれど…。というか、残っていることは残っているのだけれども説明できないというのが正しい。苦肉の策で↑のようなぐだぐだしたことを書いたりしたのです。もう少し考えて追記するかも。