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基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

Fallout 4が面白かったので簡単に

Fallout 4

Fallout 4

フォールアウト4である。架空の歴史を辿った世界が核戦争でいったん崩壊しかかり、200年間冷凍され眠っていた主人公が息子を取り戻すために荒廃した世界を旅していくゲームだ。とりあえずメインストーリーをクリアして派閥クエストを最後まで終えた。もちろんこのゲームはこれで終わり、というわけでは全然ないわけだが、いったんの区切りではある。というか、これ以上このゲームを触り続けているとやらなければ/やりたい他の物事に支障をきたすのでいったんここで終了する。

総評としては、かなり面白いゲームだったなと。スカイリムもフォールアウトシリーズも一切やらずにやっていたので、鍵開けのシステムとか、バグだらけのゲームとか、翻訳のゴミっぷりにはけっこう戸惑ったものだが、それでもそんなことは吹き飛ぶぐらいに随分と楽しませてもらった。人によってプレイスタイル──というよりかは、あの世界で「どう生きるのか」は随分と異なることだろうし、まるで別のストーリーを紡ぐことになるのだろう。

一例をあげると、僕は選択肢は全て血が多く流れでて、一人でも多くの人間を殺せるようにするド外道プレイで世界中の人間を殺して回った。最後も4つの派閥があるうちの1つ以外すべてを殲滅しその1つも人類を下等な人間どもと見下し、支配下に置くことでエンディングを迎えるプレイスタイルとなった。戦闘スタイルは愛用のスレッジハンマーを持って敵の懐に飛び込んで回復薬をがぶ飲みしながら敵の頭を一つずつかち割っていく悪鬼である。友人は、探偵業を営んでいるという設定でコートに帽子をかぶって、リボルバーだけを持って世界を旅していたようだ。

今年はPS4を買って幾つかのゲームをやってきたわけだが、どれも2015年を代表するゲームばかりでそれぞれ面白さの軸がことなる。メタルギアソリッドは小島プロダクションでしかありえないメタルギアサーがのストーリー、綿密に作りこまれたゲームシステムと映像表現に惚れ惚れさせてもらったし、ウィッチャー3はサブクエストに至るまで作りこまれたストーリー、それからあの独特なギリシャ神話ベースとも異なるファンタジックな世界観を真に自分がプレイヤーとなって変革していくゲームならではの興奮に満ち溢れていた。

それらと比べるとフォールアウト4はセリフ回しは二作に劣り、ストーリーも大したものではないが、世界全体が動き続けている中で自分が泳いでいる感覚、大きな派閥に加入することで、その世界の真の一員となっていく感覚──「世界そのものの体験」として飛び抜けた面白さを持っている。敵は強く、資源はシビアだが、それゆえに集める楽しみ、強敵を打ち砕き戦略を考える必要性に迫られる。戦闘システム、それ自体は単純なものでこそあるが、有限な資源を元になんとかやりくりしていかなければならない戦闘外の状況まで含めて戦闘の魅力は増していたようにも思う。

クエストをクリアしたらすぐに次のクエストが始まるなんてことがザラで、クエストをクリアするために移動しているとはじめて見る場所が次々と発見されていく。サイドクエストの作りこまれ方はウィッチャー3とは比べ物にならないほどお粗末だが、物語とは別にフォールアウト4のサイドクエストには世界を探求する楽しみがある。ただ、雑なセリフやキャラクタ達であっても大量に、各地に投入されることで想像する広がりが生まれている部分もある。ストーリーにおける質の問題というよりかは、種類の違いといったほうがいいかもしれない。

プレイが一通り終わった人と、あなたはいったいあそこの選択肢はどのようなものを選んだのか、どのようなプレイスタイルでやっていたのか、といったことをいろいろと話し合いたいゲームであった。