洋書
表題のVisioneerとは著者が創りだした造語で、「明確なヴィジョンのある」を指す"visionary"と”engineer”をかけあわせた言葉。発音がどうなっているのかよくわからない。そのまま読むとヴィジニアーみたいな感じでひどく語呂が悪い気がする。読んでいてずっ…
世界的なシェアを誇る旅行ガイドブックの出版社であるLonely Planetの創設者二人(夫婦)が書いた会社創設記。蔵前さんによる旅行人創設秘話が面白かったので⇒さて、それじゃあまた旅に出ようか。『あの日、僕は旅に出た』 by 蔵前仁一 - 基本読書洋書でも同…
Food is a product of economic supply and demand, so try to figure out where the supplies are fresh, the suppliers are creative, and the demanders are informed. 経済学的に、需要と供給、かかっている「飯」以外のコストが値段に反映してくること…
世界の教育を実際に自身の目と、生徒たちの目、それから先生への聞き込みによって生の情報を一覧する一冊。基本的に米国と他国(本書ではWorldといいながらポーランド、韓国、フィンランド+アメリカの四カ国しかみていないが)との比較考察によって米国がい…
“Your task is to read these accounts, and solve the mysteries and identify the murderer. Even though I have already told you the solution, the solution will surprise you.” 日本でいえば読者への挑戦状のようなものから本書は幕を開ける。冒頭か…
『人間はガジェットではない』⇒人間はガジェットではない - 基本読書 を書いたジャロン・ラニアーによる新刊。人間はガジェットではないの中でラニアーは、ガジェットによって消されていく「個」があるが、いつだって何かを生み出していくのは一人の人間なの…
『The New Digital Age: Reshaping the Future of People, Nations and Business』 以下 The New Digital Ageは、えーと……Googleの会長? chirmanって日本語だとなんていうのが正しいのかよくわからないが、まあchirmanであるエリック・シュミットによって書…
FacebookのCCOであるシェリル・サンドバーグさんが書いた本がこの『Lean in』なのだが、いま英語圏で売れに売れまくっているらしい。ベストセラーリストみたいなところにずっといる。で、これが「売れてますよー」っていう一過性のブームというよりかは、Lea…
『Mr. Penumbra's 24-Hour Bookstore』はRobin Sloanによって書かれ、2012年の10月に発売された小説。どこで評判を知ったのだか忘れてしまったのだが、売れに売れまくっている本で、英語の読書メーターみたいなサイトの感想には「まるで村上みたいだ!…
い、いかんかった。信じられないぐらい面白かった。もどってくるのが困難なほど引きこまれ、世界に没入して、最後の10%は涙が枯れ果てんばかりに泣きはらした。ありとあらゆる物語がこの世の中にはあるけれど、ここまで長大な物語にも関わらず、読者を飽き…