経営者の基本を教えてくれる。スペインで最も優れたビジネス書と言われているらしい。
あらすじ
なんでエグゼクティブはゴルフをするの?
感想 ネタバレ有
エグゼクティブっていうのは、恐らく重役とか幹部とかって意味だったかな。 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?とかさおだけ屋はなぜ潰れないのか?とか社長のベンツはなぜ4ドアなのか?など、問いかける感じの本のタイトル多いな。
何でだろう?こういうシンプルな疑問からの方がとっつき易いからかな
答えもシンプルだが。 ゴルフの動きと会社の経営は非常によく似通っているらしい。最適の一打を打つのにゴルファーは道具をよく選び、社長も最適の人材をよく選ぶ。 またゴルフのボールを打つときに最適の体の能力を適切に発揮して一打を打つ。 社長も部下の能力を適切に運用して会社を運営する。
別にサッカーとか野球でも代用できそうな理屈だけれど、まあ社長は野球とかサッカーはしないわな・・・。
内容はビジネスの原理原則を創作したショート童話に作り変えて解りやすく説明している。原理原則というだけあって、凄くシンプル。
それから、帯に こんな人に、こんな時に読んで欲しいというのが書いてある。
・自分は運がよくないと思っている
本書で示された解答は、運がよくないなんていう事は無い。全てはあなたの実力なのだ。だから、運がよくないで諦めないで、改善しようとする意思が大切なのだ。
こんな事言ったらあの特攻の拓の名言・・・不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったぜ・・・が通用しなくなってしまうじゃないか・・・。俺の実力が足りないせいで事故っちまったぜ・・・というセリフになったら格好悪すぎるぜ・・・。それに上条当麻も確かジョジョにも大凶をあやつる能力者が居たな・・・全てを否定する事になるぜ!
もっとも、自分が原因で起きた出来事に対して不運という言葉を使う事をおかしいと言っているんだろうな。
基本的な内容を要約すると、進化し続けないと、世間から取り残されてしまいますよ(真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだッ!このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!)
という事と、部下をうまく運用する事が何よりも大事なんですよ、適材適所でいきましょう。という事と、準備をちゃんとすれば、長期的に見た場合いいですよ。明日やるなら今やれ!(ねーちゃん! あしたっていまさッ! )
決断は早くしろ 絶好調の時は誰でもうまくいくが、絶不調の時その人間の真価が問われる。 とこれぐらいしか無いか。
うーん・・・・当たり前というか、わかっているけど実行するのが難しいんだよ馬鹿!と言いたくなってしまう・・・。
ちなみにねーちゃん! あしたっていまさッ!はジョジョ第一部でポコ君が言った言葉です。真の『失敗』ほにゃららはスティールボールランでスティーブン・スティールが言った言葉です。 何だか、この本の内容に書いてある教訓がやたらとジョジョとかぶるんで思わず書いてしまった。
一時間で読めるけど、内容が薄いとは思わなかったな。