7/26日 読了
アニメ化してて気になったので読んでみるー。
あらすじ
あるところに皇子がいました。なんとその皇子に何かがとりついてしまいました。さぁ大変。短槍使いのバルサさんがあれやこれやで皇子様を護衛して旅をすることになりました。彼らはこのあとどうなってしまうのでしょうか。
感想 ネタバレ無し
非常に淡々として文章が進んでいくので読みやすい。児童向けだからといって各所の手を抜いていないところはさすがか。時代背景、設定、などなどよく作りこまれていた。 まあ児童向けだから薄味なのはしょうがない所か。 闇の守り人とか続編のようなものが出てたから、これ一冊で終わらないのかなーと思いながら読んでたが、ちゃんと終わってた。満足満足。
ただアニメを見たいと思わせるほどの面白さはなかったな。アニメの評判はいいみたいだけど。 しかし続編は読んでみたいと思わせるぐらいの面白さはあった。 しかしよくまとまってる上に独特の雰囲気があるなぁと思ってたら作者は民族学の研究をしてる大学助手らしい。納得。
ネタバレ有
特に心に残ったところってのはないかなあ。ストーリーもファンタジーものの王道といえば王道を通ってるし、言っている事もわりとどこかで見かけるセリフだったりするが、王道ってのはおもしろいから王道であってわりとどこかで見かけるセリフってのも深いからこそ割とよくみかけるセリフなんであって、 だからつまらないという事にはなっていなかった。
あえて気に入ったセリフをあげるとすれば、最後の方のまったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。という所だろうか。