基本読書

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ウォンテッド(映画)感想

上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。

 いやーこれはすさまじい。駆け抜けていったよ、銃弾が。冒頭の十分でおっさんが物凄い勢いで飛んだりトンデモガンアクションを披露したりしてテンションは最高潮に。痛快娯楽アクションだね。銃は曲がるわ鉈みたいなので弾をはじくし弾に弾をあてたりとそれどこのブラックキャット? といいたくなるような内容だった。暗殺者だし。エヴァンゲリオンを思い出させるような主人公の不遇っぷりと相まって日本的なテイストを常に感じていた。そして何より戦うアンジェリーナジョリーは格好がよい。ラストは釈然としないところもあるが、でもあれでないとスミスになっちまうからなー。ストーリーもかなり高いレベルでまとまっていたと思うし、アクションはトレーニングの部分が少々退屈ではあるものの最初と最後はきっちりとんでもねーものを見せてくれるしで大満足である。