週刊少年ジャンプ18号　感想

NARUTO

　しかし危うくカカシ先生が火影になってしまうところだったかと思うと胸が熱くなるな……。だってカカシ先生ですよ？　これからあの人外どもと戦っていこうっていう時に、リーダーがカカシ先生？　ちょぉーっと戦力的に厳しすぎるというもんでしょう。そしてまた新たに変なもんを転生させるカブト。手を結ぼうとするカブト。話がどんどん無意味に複雑になって行く気がします。そしてこの五体との戦いにまた何週間も使われることになるでしょう。胸が熱くなるな……。

ワンピース

　更年期海賊団……。なんか久しぶりにシャンクスの一味を観たら、みんな老けていて悲惨な気持ちになりました。昔好きだったアイドルがじーさんになってもまだ頑張って活動しているときのようなあの気持ちです。赤髪海賊団の平均年齢は40〜50代ぐらいじゃないでしょうか。それから、どうも幹部級の人間はルフィが子供の時と変わってないみたいなので序列はこの十何年か、ずっと同じみたいです。上がずっと詰まっているので若者は出世することもできません。完全に老害たちです。しかも海賊に定年退職はありませんから、上の人間が死なない以外新メンバーは出世できません。しかもこれはワンピース世界なのでまず確実に死にません。つまり絶対に出世できません。なんというブラック海賊団でしょうか。というか、海賊にはやはり構造的な問題がありますよな。

　とかそんなことを考えながら読んでいました。まあ第三者介入による手打ち、戦争の終結としては普通の落としどころじゃないでしょうか。シャンクスが黒ひげの方を向いて喋っているときに顔の傷が「ズキ…」となっているんですが、この傷って黒ひげにつけられたものでしたっけ。あんまり覚えておらんですよ。

ロックオン

　真田君の目はどんだけ便利なんだ……。もう何が起こっても真田くんが「俺の目を信じろ」って言ったらうっかり信じてしまいそうになるぜ……。　民主党「日本を売り飛ばします」真田「俺の目を信じろ」中国「間違えて核を日本に向けて打ってしまいました」真田「俺の目を信じろ」NASA「直径20kmの隕石が地球へ向かってきています。地球はもうだめです」真田「俺の目を信じろ」

　さすがに厳しい。あと雪さんは外に出しちゃいけないと思いました。

トリコ

要約「でかい虫がでかい虫を連れて空飛んで行った」

これはあれじゃないかな？　描くのがめんどくさかったんじゃないかな？　戦闘とか何をやっているのかよくわからなかったしね。空を飛んでいる様はまるでキングギドラ、怪獣大決戦のノリで非常に面白かったです。

まあそんなことはどうでもいいんだけれども。それよりもマッチさんですよ……。先週トミーさんが避けただけの敵の攻撃をくらって、「なんてぇぼんくら野郎だよマッチさん！」と笑い転げていたのですが、今週を見ると足が取れちゃってて笑えませんでした。ただの流れ弾をむざむざくらって、しかも足を失っちゃうなんてかわいそうすぎるよマッチさん……。キングオブぼんくらだよマッチさん……。　1.今週１コマでやられたバリーさんを倒す為に５分も脱力した上、仲間を二人犠牲にしてやっと倒す。　2.トリコの助太刀をしようと名乗りをあげるも、すでに身体を喰い破られていた。3.流れ弾にあたって足を失う　かわいそう……。なんで来ちゃったんや。

スケットダンス

何週間か前から描写されてきたさーやが、今回の展開の為だと知って篠原先生凄いなーちゃんと考えているんだなーと思った。着々とラブコメをするために、展開を積み上げているよ。面白い。

HUNTER×HUNTER

分身する虫（名前忘れた）が苦労人すぎて涙が出てきそうだ。今最もハンターで主人公しているのは彼だよ。どんどん困難が襲いかかってくるよ。いやーでも軍儀の盤やコマまでを全部消しさるのはちょっときびしーんじゃねーかなと思いますよ。たとえ全部消し去っても、コムギがいるし、そもそもコムギのことも勝手に思い出しそうだもの。

バクマン

今後の展開の予想が難しくなってきたなぁ……。もうサイコーとシュージンが失敗するパターンが思いつかないんですよね。まさかここにきてこの世は金と知恵と見た目が「やっぱり人気が無くて打ち切りね」という展開になるのはぐだぐだすぎて想像できない。かといってアンケートが取れなくてずっと低空飛行っていうのもすでに「タント」でやってしまったし。病気で連載中止もやってしまった。もう何をどうしても成功するルートしかみえない。「そこそこ人気は出たけどアニメ化はできませんでしたー！」ルートならあるかもしれないけどなぁ……。その場合もう辞めることもできないだろうから、延々とその作品を描き続けるわけであってやっぱりその展開もなし。とするとやっぱり連載開始→アニメ化→亜豆声優→結婚→ハッピーエンド　か……。

それにしても今週の展開、サイコーが最後に笑っているのは同じ方向性の作品の「True human」の評価を見て自分達の作品に反映させようというんでしょう。汚い！　だけど戦略としては凄くまともだ……。これはますますこけるのが想像できない。

めだかボックス

なんだろうなぁこのがっかり感。先週敵の六人が勢ぞろいした時は本当にわくわくしたんですけどね。「一気に出てきた敵は一気にやられてくれるはず！」って。でもそのあと味方に六人出てきたとき、「アレ?」って。なんでだろうなあ。どんな戦いになるのか想像もつかないという意味では面白いのだけれども。まさか一人一人戦ったりしないでしょうな？