ナルト
いや、どうでもいいんですけどナルトの必殺技って螺旋手裏剣系統の変化技が数種類と、影分身しかないんですよね。ああ、あと口寄せで蛙も呼び寄せられるか……。ただなんか地味だなぁと思って。
あと最後に出てきたナルトのお母さん、なんかちょっとミクっぽい……。髪をツインテールにしたらすぐにでも初音ミクとしてデビューできるってばよ。いやどーかな。髪のトーンが似ているだけというあれかも。
ワンピース
今回の子供時代の話は、尾田栄一郎先生なりの、非実在少年規制問題へのメッセージとも読みとれる話だなぁと思います。ドラゴンのセリフ、『いらぬ物を淘汰した世界に幸せなど待ってはいない…!!』の「いらぬ物」、この国の中で「汚い物」として切り捨てられる場所は、非実在少年法問題において偉い方々が言うところの「青少年に有害な表現」に当たるとも言えるでしょう。今読んでいる小津安二郎という映画監督のエッセイ本『僕はトウフ屋だからトウフしか作らない』には、以下のような一節が出てきます。
泥中の蓮……この泥も現実だ。そして蓮もやはり現実なんです、そして泥は汚いけれど蓮は美しい、だけどこの蓮もやはり根は泥中にある……私はこの場合、泥土と蓮の根を描いて蓮を表す方法もあると思います、しかし逆にいって蓮を描いて泥土と根をしらせる方法もあると思うんです。
戦後の世相はそりゃ不浄だ、ゴタゴタしている、汚い、こんなものは私は嫌いです、だけどそれも現実だ、それと共につつましく、美しく、そして潔らかに咲いている生命もあるんです。これだって現実だ、この両方ともを眺めて行かねば作家とはいえないでしょう、だがその描き方に二通りあると思う、さき程いった泥中の蓮の例えで……
まあ確かに泥は汚いけど、だけどそれは現実ですものね。そこを無視して、良い作品が作れるのか? という話ですよ。無理ですよね。綺麗な、美しいものは、基本的に汚くて、ダメなものと一緒になってしか存在しないんですよ、と。まあ「そうとも読める」というだけの話ですけどね。まあその場合尾田先生の答えはドラゴンのセリフに集約されているわけで、胸が熱くなるな……
>ダダンが意外と責任感がある……
ガープさんが安心して任せた人間なので納得と言えば納得なのですけれども、今までツンツンしてたのにいきなり「エースはあたしが………!! 責任持って連れて帰る!!!」といってデレるとか、ダダンさん容姿は最悪だけどツンデレすなぁ。
あとサボはあまりにも無謀すぎると思います。次の瞬間に天竜人に邪魔だと言われて打ち落とされるレベル。しかしドラゴンと一緒に行かなかったのは意外すぎる……。
バクマン
こんな一々どうでもいいような事を下の人間から相談されるんだから編集長も大変だ。
個人的にびっくりしたのは週刊漫画家なのに正月に2週間も休みが取れると言う描写。まあでも良く考えてみればいくら忙しいっていっても、メディアミックスの仕事も抱えていないふっつーの中堅漫画家なら2週間空けば普通に2週間休めるんでしょうね。知らないけど。これが、「げへへ漫画家志望者の為に一応嘘でも希望を描いといてやるか」とかいう魂胆だったらイヤすぎる。
あといきなりましろせんせーが「文章だけの方が想像できるんです!」とか言いだしたのにはびっくりしました。なんかよくわかんないんですけど、漫画描くのってそういうもんなんですかね? 突然やってみて、コマ割とかうまくいくものなのか…???
少年疾駆
「あーそうだよね〜。小学生の時ってスポーツが出来るだけでモテたよね〜なぜか」
とだけ思った。しかしなんでこれ小学生にしてしまったんだろう。アホさといいバカさといい、小学生なことでリアリティはあるんだけど、あんまりにもそのまんますぎて読むのがつらい。私が普通にもう少年ジャンプの適正年齢外なのは言うまでもないことだがそれにしたって少年すぎるだろう。
でもギャグ漫画として見れば、少しだけ面白いです。今回も『出た!ハルキの必殺 トップスピードのまま 鋭角に切り込む 高速ドリブル!!』とかちょっと笑えましたし。ただのドリブルじゃねえか! って。
最後のオウンゴールは先日行われた、2回もオウンゴールを決めて負けた日本代表の試合とシンクロしていて、直前になって書き変えたのならば久米田先生に匹敵する風刺ギャグ漫画家になれると思いました。(絶対違う)
BLEACH
「今の愛染の力を感じ取れるのは……奴と同じ場所に立ってる奴だけだろうよ」
で、一護は感じ取っている訳ですが、同じ場所に立ってるってどういうことでしょうね。同じぐらい強いっていうわけじゃないでしょうし。
そもそも最初は、愛染の卍解を防ぐ為には、始解を見ていないを見ていないことが必要だ→一護しかいない! というだけの優位性だったのに、崩玉とか出てきてしまってもう卍解とかどうでもよくなって一護の優位性ってどこにいってしまったんだろう……。そしてなぜ一護だけは愛染の力を感じ取れるのだろう……。
あと愛染さんは元に戻っただけなので何が強くなったのかさっぱりわかりません。なんか脱皮したようなことを言ってたけど、その過程なんか必要だったか……? それから夜一さんと浦原さんは知らない間にやられてたけど、彼らが来た意味は、はたしてあったのか……? 「頑張る→無駄でした―!」を延々と繰り返していつのまにかやられていた。来た意味が分からない。
PSYREN
凄いな……ピンチに味方が駆けつけてくれるのは王道中の王道だが、味方がボコボコにされてみんな連れ去られるか致命傷を受けてから颯爽と登場するというパターンは初めて見たぜ……。アゲハは腹貫通とかいう即死しかねない重傷だし彼の娘とその夫は敵に吸い込まれてしまったぞ……。『人は護るものがあるから強くなれるんですよ 可能性は無限大なんです』とかいってるけど、その護るものはもう半壊してますから! 強さも半減です!
トリコ
小松君はほんとに冨樫先生のメタファーだな。好き勝手に旅に出て、帰って来たかと思ったら好き勝手に何カ月も料理を作り続けて、いざお偉いさんが来ても上の意向はガン無視して「お前には出せない」と一蹴する。なぜ彼をクビにできないのかというと、実力があるからである。実力があるから小松をクビにできないのだ……。冨樫先生のようにな……。
あと今までほんとにどうでもいいなぁ〜と思っていた実食の場面が今回はちょっと面白かったです。どうも今回は、「長々と調理する描写」があったから面白かったのかな〜と。今まで食材をゲットするのは大変ですけど、調理する過程は一瞬でしたからね。今回は両方揃っていて、良かった。
めだかボックス
扉絵の全員集合絵がめだかボックスの打ち切りフラグに見える……。
王土くんがどうやってアブノーマルを取り込んでいるのかさっぱりわからなかったけどなんか面白かった。今まで偉大偉大言ってたけど、全然偉大に見えなかったのに初めて偉大に見えたよ。そして行橋くんはやっぱり、ちょっとどーかと思うぐらい弱っちい子だよね。本来こんな場所にいたらあかんかったんや。
しかしまとめ方が早いのでほんとにこのまま終わってしまいそうです。僕はめだかボックスそんなに面白いとは思わないけど、ロックオンより掲載順位が下なのは不思議な感じがする。ジャンプは西尾維新を必要としていなかったのか……(というよりかは、西尾維新は暁月あきらを必要としていなかったんや……)
小津安二郎 僕はトウフ屋だからトウフしか作らない (人生のエッセイ)
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