人類は衰退しましたの6巻が発売されました(ぱちぱちぱちぱち)。実に一年以上ぶりです。しかも、なんと田中ロミオ先生初のアニメ化企画進行中でございます(ぱちぱちぱちぱち)。たしか一巻のあとがきで、ドラもんやらちびまる子ちゃんのように延々と続くような、そんな──と夢を語っていたので、これでこのシリーズが日曜午後6時台の鉄板になったりしたら──それはなかなか楽しい新世界ですね。
まあどうでもいいんですが。あとがきを読んでいたらエロゲー業界の苦悩のようなものがふと漏れていたのでちょっとピックアップしてみます。引用長いけどごめんなさい、田中ロミオ先生。
全体的に今、新しい企画は通りにくくなっているようです。
どこのメーカーも、ノーリスクハイリターンが見込める企画でないと、なかなかGOサインが出せないようなのです(この文章に皮肉や悪意は込められておりません)。(省略)
例外的に、ハーレム系の学園もので売りになるフックがあるものについては、いまだに人気ジャンルであり採用の可能性もあるという感触です。
ハーレム学園、実にいいですよね(込めてませんって)。
でも残念ながら手持ちの企画にそういうものがなかったので、しばらくゲーム方面は様子見しながらケースバイケースで玉虫色に輝いていようと思ってます。
でも僕は決して、エロゲーで稼いでドイツに城を買う夢を諦めたわけじゃないです。
それだけは、絶対です。
ああ、もう最果てのイマみたいなとんがった作品は、ひょっとしたら、少なくともしばらくの間は読めないのかもしれませんね(あれはハーレム学園なのかもしれないが)。僕は田中ロミオ先生の作品だと最果てのイマが一番好きなんですよ。なんとなく。でもロミオ先生がエロゲーで成りあがってドイツに城を買う夢を諦めていないので安心しました(そんな話は初めて聞いたが)。
これからもきっと面白いエロゲーを作ってくれるでしょう。とりあえず今は新作非エロゲー『Rewrite』をわくわくしながら待つことにします。