そのため、僕は「肉野菜炒め弁当」の代用食を探さねばならなくなったのだけれども──近場にはちょうどいい弁当を売っている弁当屋はなく、あるのはコンビニばかり。毎日同じものを食べていても苦にならないとは言え、僕はコンビニの弁当やおにぎりについて、毎日食べるほどには好きではないのでコンビニで弁当やおにぎりに頼らずに日々変わらぬ食事をとる必要にかられたわけです。で、ようやく今回の本題に入るわけなのだけれども、そこで現れるのがサラダです。もともと肉野菜炒め弁当を食べていたのは「ある程度は野菜食っとかないとなあ」という至極ざっくりとした危機感の現れであり、コンビニにもサラダは売っているので、サラダを食えばいい。
コンビニのサラダって、ちゃんとしたパックに入っている物はそこそこ値段もするし、なんかそれだけを食べていてもお腹が膨れないし──と思っていたら、よくみたらコンビニ(以下、コンビニとはうちの一番近くにあるファミマのこととします。)には、ちゃんとしたパックに入っているもの以外にも120円ぐらいで大量に入っている、洗わずにそのまま食べられる野菜が売っているのです(リンク先参照)。
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で、当然ながらこのサラダだけ食っていても味気ないし何より量が足りないので、ここにいろいろトッピングしなければ──と考え始めて、「自分だけのコンビニサラダデッキ」をつくりはじめたわけだけれども、4ヶ月ぐらいいろんなサラダデッキを作り続けて本日ようやくある程度の型が見えてきたので皆さんに共有します。
サラダデッキ基本形
サラダデッキとはなにかといえば、上記のようなパック野菜をベースに自分なりのオプションをつけていった先に完成する「サラダセット」のことです。コンビニにはたくさんサラダに追加できるものが売っているので、予算と相談しながら適当に追加要素を買い足し、だいたいこのパックサラダの中にぶち込むことで「究極のサラダ」を作ります。毎日違った味が楽しめる上に、ボリュームも満点なので腹も膨れます。
サラダデッキに普遍的な基本形はあるのかどうか僕にはわかりませんが、少なくとも僕が基本としている形は、「なんでもいいからパックサラダ一つ」。「ベーコンやバストラミビーフ、サラダチキンなど肉系」もしくは「サラダサーモンなどの魚系」。肉系の中にはファミチキなどのチキンを入れる形もいいでしょう。そこに「ファミマでいえばお母さん食堂などの、お惣菜系」を追加することで究極のサラダに近づきます。ファミマのお母さん食堂はハンバーグからじゃがいもサラダ、明太じゃがいもサラダなど多彩であり、サラダに追加でぶっこむものを変えるだけで毎日違った味が楽しめます。それに加えて、足りない人はサンドイッチやおにぎりを一個追加すればよりベストに近づくでしょう。これを冬木糸一版サラダデッキ基本形とします。
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何を追加するかにもよりますが、だいたいこの基本形を維持しているかぎり500〜700円に収まります。一時期究極に固執するあまり、1000円超えのサラダデッキを構築していたりもしていたけれど、それは本末転倒感が出てきたのでやめました。
冬木糸一版究極のサラダデッキ
で、この記事の上に貼っつけてあるのが、ある日の僕の究極のサラダデッキです。ベースの「大根と彩り野菜のミックスサラダ」に「黒胡椒香るバストラミビーフ」をぶっこみ、そこにおかめ納豆を追加することで肉と野菜と大豆が一度にとれる究極のサラダが完成します。納豆を最初に入れようとしたときは周囲から「馬鹿なの?」とか「納豆入れたって美味しくないよ」「ヌルヌルして食べづらいじゃん」と否定的なことしか言われませんでしたが、「ヌルヌルして食べづらいじゃん」しかあたっていませんでした。ヌルヌル食べづらい問題はスプーンをもらうことで解決します。
別に炭水化物を抜いて痩せることが目的ではないのです。ただ、結果としてこのサラダ主食生活をおくっていたらだいぶ痩せました。ちなみに、今回の写真のデッキセットは500円です。腹いっぱい。しかもパックの中にすべてをぶちこむことによって洗い物などの手間から完全に解放されます。
他、追加してもよさそうなもの
他、追加してもよさそうなもの。卵を割ってサラダの中に入れたら最高じゃね?? と思って入れていた時期もあったのだけれども、味がよくなったわけではないのでうーん、僕はいいかなという感じでした。「豆腐もいいんじゃないか?」と言われましたが、豆腐はよさそう。今度試してみます。同じようなことを実践しているひとがいたら、「これを追加したらいいんじゃないか?」という情報をお待ちしています。
ちなみに、基本的にファミマのことを想定して書きましたが、ローソンでもセブンでもだいたい似たようなものが全部売っているので、一度作り上げたデッキはどのコンビニでも構築できるのがこのコンビニサラダデッキの強みです。