ティアリングの女王 by エリカ・ジョハンセン

跡継ぎの石と呼ばれるネックレスを持ち、人知れず森の奥で歴史学者と元近衛兵に育てられていたが、19歳になった日にティアリング国から近衛兵の迎えがやってくる。今は亡き先代女王の娘、次期の国を率いる女王として──という冒頭の流れだけを見ると「おいおいおいおい、いまの時代にまともに眠れる森の美女かなんかをやる…