基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

2008-06-23から1日間の記事一覧

上弦の月を喰べる獅子/夢枕獏

SF

あらすじ これは、進化についての物語である。 同時に、宇宙についての物語である。 さらに、物語自体が、遺伝子の二重螺旋の構造をもった物語である。 (あとがき)より 感想 ネタバレ無読んでいて思い出したのは、遠藤周作の深い河。 そしてヘッセのシッダ…

明日泥棒/小松左京

SF

あらすじ 世界から音が消える。その時世界はどうなってしまうのか。感想 ネタバレ無予想外の展開に陥る事筒井康隆のごとく。と思ったがこれはこれで、小松左京節か。正直いって、ドストライクすぎてピンが100本ぐらい同時に倒れたような衝撃。そして、ラ…

夜の声/小松左京

SF

あらすじ 短編が 9つ 入っているよ感想 ネタバレ無4つはほとんどショート・ショートの長さなので、ほんとにさらっと読める。 それこそトイレに入って大便を一回してる間に一つ読めるぐらい。(下品すぎる)そしてどの作品も、日本人的な郷愁というか、しみ…

人類は衰退しました3/田中ロミオ

あらすじ 人類は衰退したらしいですよ?感想 ネタバレ無早くも刊行分を読み終わってしまった。しかし巻をおうごとに、ハードさがましてるんですが・・・・。このままでは6巻ぐらいに到達したら何が起こるか全く想像もできませぬな。どうでもいいけれど、主人…

人類は衰退しました2/田中ロミオ

あらすじ 人類は衰退しました感想 ネタバレ無まるこだと おもっていたら ドラえもん典型的ダメ主人公と、超科学力を持った妖精。この構図を考えてみるに、どう考えても国民的作品、ドラえもんである。 つまりドラえもんであったのだ。まるこだと思っていたら…

人類は衰退しました/田中ロミオ

あらすじ 人類は衰退した。1億人以下。かつての栄華を取り戻す気配ない。新人類=妖精=能天気、いっぱいいる、すぐれた技術力。主人公は新人類と旧人類の間を取り持つ調停官、仕事はほとんど無く、ほのぼの。感想 ネタバレ無まったくもってほのぼのである。…