2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
あらすじ 今のところまだ何でもない彼は何もしていない 感想 ネタバレ有 どういうときに筒井康隆を読むか 久しぶりに筒井康隆でも。ものすごいツボにハマった作家というのが何人かいて、そういった人達の本は、ハマった故に読むのをためらってしまう。たとえ…
感想 ネタバレ有赤壁の戦い凄すぎる。北方三国志を読んでいてよかったと心の底からふるわせられるようなそんな戦いだった。1ページ目から、臨界点であり赤壁の戦いに向かって突き進んでいるのがわかる。やってくれたぜ! という気持ちでいっぱい。 「私は、…
感想 ネタバレ有 孔明について つ、ついに孔明殿が降臨なさった・・・。自分の興奮ぶりはそれはもう凄まじいものであった。50ページ以降ようやく孔明が出てくるのだが、早く出て来い早く出て来いと念じ続けて、一心不乱に読んでいたため50ページまでの内容を…
感想 ネタバレ有これほんとに十巻で終わるのかどうか・・・。長くなる分には何の問題もないのだが。三巻である。まだ梁山泊は準備の段階だ。主な出来事としては方臘の信徒がついに行動を開始し、童貫の軍がついに動き出し、王進の元から張平と花飛麟が出てき…
感想 ネタバレ有まだ二巻である。ところでこの表紙のお方はどなたですかね。 梁山泊の高年齢化がすさまじいのう。このままいつのまにか老人小説になっていそうだ、っていいすぎだけど。何人か年齢が書かれていた。ちょっと書いてみよう。 呼延灼が四十九ぐら…
感想 ネタバレ無どこが、とはいわないが雰囲気がガラっと変わった印象を持った。完全に水滸伝とは別物として考えた方がよさそうだ。今までの話が、原典があるゆえのどこか予定調和的な世界だったという事から解き放たれたからかもしれない。全く別の視点で持…
感想 ネタバレ有新書を選ぶ時、常にタイトルで選ぶ。これだったら時間はどこで生まれるのかが、気になったから選んだのだ。そしてその答えが知りたいから選んだのだ。だから、一行目にその答えを書いておいてほしい。これだったら、ページをペラっとめくった…
感想 ネタバレ有自分にはこの作品を批判する資格がない。あまりにも内容が微妙すぎて最後の2,30ページほっとんど読んでいない。まぁいいだろ。そういえば同名の新書が岩波かどっかから出ていた。あっちはどうなんだろうなぁ。 文章のうまさと内容の面白…
感想 ネタバレ有ついにラストで孔明への引ききたああああ。それにしてもこの徐庶と諸葛亮孔明へのバトンタッチは素晴らしいなあ。徐庶の有用さを十分にアピールしたうえで、あえて曹操の方へ仕官させて、しかしその徐庶をして自分より才に恵まれた男という事…
感想 ネタバレ有孫家ほんとに不遇っぷりが半端ないわ・・・。ここまで情けない孫家可哀そうだな。孫堅流れ矢で死んで、孫策もこれからって時に女に骨抜きにされて暗殺されるってどんだけぇー。というか何回か三国志を読んでるにも関わらず、自分の三国志への…
感想 ネタバレ有うわぁぁぁ 後半100ページの勢いが凄まじい。正直いって泣いた。呂布の描写の厚さでどう考えてもこの巻で死ぬと確信してから涙がとまらねええええ。何しろ何しろ格好良すぎる。死ぬの早すぎるだろおおお。それから一、二巻で地味に影の薄かっ…
感想 ネタバレ有まさに、群雄割拠というべきか。勢力が多くてめまぐるしく視点が変わる。どうにも慣れない、というか慣れないというわけではないんだが。最終的に蜀、呉、魏の戦いになっていくのがわかっているだけに、脇キャラの視点があまり面白くないと感…
感想 ネタバレ無十九巻もある水滸伝を読み終わった次の瞬間に同作者の三国志を読み始めるとは完全に中毒です。いやいやしかし北方謙三には本当に感謝せねば、ほぼ十年間も眠っていた自分の歴史小説への情熱を再びイグニッションしてくれたのだから!小学生の…
感想 ネタバレ有ついにここまで辿り着いた。二十巻目の極致である。ついでに水滸伝全十九巻を振り返ってみようと思う。まず最初に気に喰わなかったところである。原本から比べて、圧倒的に現実感が増したのは、原本を読んでいないからわからないのだが、解説…
ついに、完結。字数制限に引っ掛かったため改行少なめで。読み終わった瞬間に終わったぁ・・・と実感にひたり数分放心状態。いやぁ死ぬ前に読めて良かった。思えばここまで結構長かったな。どれぐらいの時間を水滸伝にかけたかわからぬ。一冊二時間ちょっと…
感想 ネタバレ有もう十八巻も読み終わってしまった。残りあと一巻・・・。 といっても楊令伝があるのであれだけれど。もうだいぶ長いこと読んでいて、あれだな。読んでいる間、ずっと水滸伝の世界が頭にあるような感じで、武将が飛びまわっておった。途中か…
感想 ネタバレ有ついに童貫がその実力を表す!童貫の実力が圧倒的すぎてもうなんかこいつが主人公でいいのではないかという感想を持つ。というか、時として大きすぎる力はあきらめを産むのだと知った。好きな武将が殺されてもまぁ童貫だし仕方ないか、といっ…
感想 ネタバレ有ついに十六巻まで来てしまった・・・。もうどうしようもない。あと少しでこの物語が終わってしまうと考えると非常に憂鬱である。死を意識する事によってはじめて生の実感を得るという言葉があるが、物語にもそれは適用されるものかもしれない…
感想 ネタバレ有もう十五巻なのにまだ童貫出動しないんだけど・・・!?あれか?童貫さんあれなのか?おまえは秘密兵器の上に最終兵器だから!絶対に最期まで出てくるなよ!と言っておきながら結局出番はないというオチなのか!?ラッキーマンのスーパースタ…
感想 ネタバレ有大決戦の前の準備という雰囲気が強い十四巻。十三巻で、どの巻にも一か所は鳥肌が立つ場面がある!と書いたばかりだが特に鳥肌が立つような場面はなかった。というか良く考えたらこれまでも鳥肌が立たない巻はあったように思う。その場のノリ…
感想 ネタバレ有十三巻てなんか不吉やん。十二巻にて、ようやく関勝が加入して、戦う準備が整ったな、と考えていたがまさにその通りで、本格的にこの巻から宋との戦いが始まったな。今までは完全に人数を揃えるためだけに準備して、後手後手に回っていた感じ…
感想 ネタバレ無久しぶりに水滸伝以外の感想も。 全く悔しいのは、ハードカバーで読んだために文庫の解説を読めなかったこと。さらにいえば自分の読書力が全く足りていない事か。何も考えずに、深読みも何もせずにただぼんやりと読んでいただけであった。そ…
感想 ネタバレ有衝撃の十一巻から続いて激動の十二巻であります。意味は特にない。巨星、落つ、から梁山泊の立て直しがはかられる。といっても基本的に宋江がいるから大丈夫といえば大丈夫だが。このための二人首領体制だったわけだし。それにしても、晁蓋が…
ネタバレ有衝撃の第十一巻・・・!最初はこの巻も大人しめだなーなんて思いながら読んでいたのだが、すべては最期までの布石だったとは・・・。三万で宋と対決すべきだ、という晁蓋と、十万まで待つべき、という考えの宋江。どちらも正しいともいえるこの選…
感想 ネタバレ有濁流の章。読んだのがもう一週間ぐらい前なので全然思い出せない。さて、最終的に一番大きな出来事は呼延灼との戦い、そして呼延灼の加入か。このあたりから脇キャラがぽこぽこ死んでく。まるで何の役目も描写も与えられず死んでいった穆春と…
さぁさぁさぁ、折り返し地点も近くなってきました九巻でございます。 感想 ネタバレ有何があったかなぁー。索超が出てきたり林冲が危険な目にあったり晁蓋が自分から戦場にでるようになったりっていうのが主なところですかねぇーさすがにもう九巻ともなると…
第八巻。 感想 ネタバレ有なんかだんだん書く量が少なくなってきたような・・・!?この巻では解珍、解宝の親子が出てくる。ジャイアントロボの中で、ほんの数秒しか出てこないとはいえその圧倒的な存在感をしかと目に焼き付けたものだが、まさか親子という…
感想 ネタバレ有まだ七巻か。今回の主な出来事は、宋江脱出、雷横死亡、時遷死亡、阮小五死亡、他にもまだあったかもしれないが、こんなところか人数が増えてくるにしたがって頭も混乱してくる。しかし見事なキャラの書き分けというところだろうか。一人一人…
この壮大な物語、まだ六巻であるというのだから驚きを隠せない。もう三十巻分ぐらい読んだような気分である。感想 ネタバレ有何か、この水滸伝で大切な事を挙げるとすれば、それは食事の描写がそこかしこにちりばめられている事だろうか。読んでいてそんな事…