コミック
鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者:吾峠呼世晴発売日: 2016/06/17メディア: Kindle版『鬼滅の刃』が全23巻で完結した。僕はもともと熱心な鬼滅ファンというわけでもなんでもなく、映画が大ヒットした後あたりからそんなにヒットしてるならさすがに…
有害無罪玩具 (ビームコミックス)作者: 詩野うら出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/02/12メディア: コミックこの商品を含むブログを見る先日のSFファン交流会(海外SF、メディア(漫画、映画)2018年振り返り回)で、昨年のおすすめに加えて今年出た漫…
ヒナまつり 1 (HARTA COMIX)作者: 大武政夫出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2013/08/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る『ヒナまつり』。10年近く前から存在する作品だし、「いまさら読んだのかよ」感が半端ないのだけれ…
赤目姫の潮解 (バーズコミックス スペシャル)作者: 森博嗣,スズキユカ出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2018/03/24メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る数ある森博嗣作品の中でも『赤目姫の潮解』は、イメージの奔流のような描写の…
無限大の日々作者: 八木ナガハル出版社/メーカー: 駒草出版発売日: 2018/02/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る著者八木ナガハルがコミケやコミティアで発表したオリジナルSF漫画を集めたこの一冊。SF物で一巻完結という時点で珍しい…
猫村博士の宇宙旅行作者: 杉谷庄吾【人間プラモ】出版社/メーカー: 宙出版発売日: 2018/01/27メディア: コミックこの商品を含むブログを見る『映画大好きポンポさん』の人間プラモさんの最新作──というか同じくWebで発表した漫画に30ページ以上の加筆修正を…
エコノミックス――マンガで読む経済の歴史作者: マイケル・グッドウィン,ダン・E・バー,脇山美伸出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2017/03/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る本書はその書名のとおりに、マンガで学べる経済史…
www.pixiv.net 傑作である。非常にシンプルで洗練された作品であり、何よりも"フリーで"公開されている漫画作品なので、(あと僕にあまり漫画を語るスキルがないし)長々と紹介するのはやめておこう。一度でも読み始めたら最後、最初の一コマから最後の一コマ…
「漫画とアメコミが融合してる!」日本を舞台にアイルランドの少女が妖怪と戦うアメコミ『ウェイワード』に対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応sow.blog.jp ↑ここで紹介されていたのを読んでなんとなく注文してみたのだけど、面白い。上記の記事は海外…
SFまで10000光年作者: 水玉螢之丞出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/07/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る絵と手書き文字で彩られたページはいつも独特な雰囲気を漂わせ、当たり前のようにそこにあったのでこの先もずっとあるものだ…
PIECES Gem〈01〉攻殻機動隊データ+α作者: 士郎正宗出版社/メーカー: 青心社発売日: 2014/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る元からの攻殻機動隊(漫画)のファン、というか士郎正宗ファンは当然買っているだろうし、アニメ版、最近だとAR…
漫画家荒木飛呂彦による漫画術。どういう意図でタイトルをつけて、情報を与えることを意図して一コマ目を設定し、ページの割り振りを決定し、情報量をコントロールして展開していくのかを自作を使って解説しくれるめちゃくちゃ贅沢な本だ。これはあれかな、…
砂がすべてを覆い尽くす世界、そこにぽつんと浮かび漂流を続ける船”泥クジラ”。その泥クジラには500名ほどの共同体で、サイミアと呼ばれる一種のサイコキネシス能力を持った短命の人々と、サイミアこそ持たないものの寿命が長く組織の運営にあたる人々が…
我々は今のところ将来的に全員死ぬ。小学校入学より確実に死ぬのだから、みんな準備しておけばよく、なぜそれじゃあこの世界では死別がとても悲しいものかのように描かれるのだろうと不思議に思うところだ。しかしそれはいつ死ぬかはほとんどの場合、当人に…
日本では屈指の知名度と実績を誇る4人の科学者───朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹がそれぞれみんな大学生で、ドミトリーともきんすという寮に住んでいるという架空の設定で、それぞれの生活や、後に彼らが書く本の片鱗を伺わせるようなエピソ…
『ベントラー・ベントラー』で名前を知った野村亮馬さんの新作。架空の歴史をたどった2001年が舞台でサイボーグ達が身体をバラバラに、ブチブチ引きちぎりながら殺しあうアクション漫画が『キヌ六』だ。基本このブログでは5巻以内に完結する漫画をメイ…
一人星雲賞とは何か。いやそもそも星雲賞の説明からしたほうがいいだろう。 星雲賞とは公式サイト2014年 第45回星雲賞から引用すると下記の通りのものである。 星雲賞は、日本のSF及び周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を誇るSF賞です。 星雲…
エロにグロ。とても勝てそうにない強大な敵にかっちょいい武器、武道。デカい敵もいれば小さくて多い敵もいる。だがだれもかれもみな強く、圧倒的な力を持っていて、主人公たちはあまりに非力だ。でも知恵やチームワーク、覚悟を決めてその強敵に挑みかかっ…
一巻完結物の漫画としては非常によくまとまっているお話で絵的にも大満足な一冊。静と動、爽やかさとエグさへの運動が激しく、それでいてとても表現的に丁寧に積み上げていくので楽しい一冊。 ジャンルとしてはSFになるのだろう。セールスウーマンを名乗る可…
表紙に描かれた海と空、そして潔いスク水の清々しさに惹かれただけで、全く何の期待もせずに読み始めたらこれがまためっぽう面白かった。『たぶん惑星』は粟岳高弘による漫画作品(Wikipedia的な始まり方だな)。同人作品がたくさんKindleストアにあがってい…
ゆるゆる。ほのぼの。読書好きが図書館に入り浸って本の世界に入り込んで本浸りのシリーズ。とても心地よい。 六巻で完結。なんと第45回星雲賞候補参考作。かといってばりばりのSFかといえばそんなこともなく、ごくごくゆる〜いファンタジーというのが実態。…
このブログでは10巻以内の漫画、できれば5巻以内に完結している漫画を対象にしてレビューを書いているが(なぜならそれぐらいにまとまっている漫画が好きだからだ)この『ハックス!』は4巻なので個人的にベストなまとまりぐあい。のちに『ぼくらのよあ…
電子書籍漫画。背景真っ白、もしくは線だらけ。顔ドアップの連続でコスト削減極まりない。電子書籍出版で鈴木みそさんの実体験をベースにした漫画でさくさくと話を展開させていくので普通のストーリー漫画と同じ軸で評価するものでもない。まず本書では現状…
1999年から連載が始まり、2013年2月号でついに連載が完了した。全13巻である。ぎりぎりになってしまったが、完結年に紹介できてよかった。素晴らしい青春SF活劇コメディであり、13年の時の流れを経て、なお古びれることのない傑作漫画だった…
タイトルに入っているとおりに(マイナーズ)、かなりマイナな漫画作品である。あんまり売れない、というよりかは異星人とのコンタクトでもなく、派手な戦争があるわけでもなく、地味〜に小惑星で資源を掘ったり生活をしている人たちの鬱屈を短編形式で書い…
休日の午前中、なんとなくコーヒーでも飲みながらこれからの活動に備えてまったり漫画でも読もうかと思ってKindleで『山賊ダイアリー』を購入。*1こうやって即座に買って読み始められるのは読み手にとっては素晴らしい。衝動買いが増えて本代がかさむけれど…
すごすぎる。傑作だ。不時着した地球外生命体と、小学生たちがコンタクトをとり、秘密を持ち、宇宙に返してやる。最も簡単なあらすじはこのように一行で表現できるものであるし、これだけ聞けばありふれた筋であると言える。しかし、筋の新規さ=話の面白さ…
※普通にネタバレがあります。眠い頭で書いているので変なこといってても気にしないで。『よつばと!』10巻読みました。今回も最高に面白い。『バクマン。』では、何て事のない日常を面白く描けたらそれが最強だみたいな話がありましたが(うろ覚え、バクマン…
※思いつくままに書いているのでナチュラルにネタバレありまくり惑星を砕く者の物語、これにておしまい。読み終わって、まったくまとまらないまま一応書いておきましょう。十巻、最終決戦、別れ、そして長いエピローグ。最初から綿密に計算されつくしたような…
『群青学舎』などを書いてきた入江亜季せんせーの現在の連載作『乱と灰色の世界』の二巻が発売されました。*漫画です。靴を履くとガキンチョから超美人な大人の女に成長する(幅広いニーズに応えた)魔女っ子が主人公? ついでに家族もみんな魔法使いで、お…