基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

三国志 十の巻 帝座の星/北方謙三

感想 ネタバレ有節目の巻でもある。巨星堕つ。 曹操の死 ついにここまで一線で闘い続けてきた曹操が死んだ。もう六十六歳だったから当然といえば当然。というかここまでやたらと昔話が多かったような気がする。曹操の場面のほとんどが、過去劉備や孫堅と覇権…

餓狼伝2 修羅の道/夢枕獏

感想 ネタバレ有二巻である。やっていることは一巻とまったくかわっていない。男と男が格闘するのみである。ここにきて夢枕獏、さらに新キャラを出してきた、それも主人公を食いかねないほどのキャラクターである。もはや三巻で終わらせるつもりなんてさらさ…

餓狼伝1 虚空死闘記/夢枕獏

あらすじ ひたすら格闘。感想 ネタバレ無非常にシンプルな話である。男が強さとは何なのかと考えながら敵と戦い続ける話である。内容なんてほとんど無いと言っていい。闘いの描写と、そこに至る過程が繰り返し繰り返し描写され続けるだけだ。非常にシンプル…

ダンシング・ヴァニティ/筒井康隆

SF

あらすじ なんか繰り返しちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりして。感想 ネタバレ有び、びっくりした。まさか前半部のあの滅茶苦茶からあのラストが生まれてくるとは予想だにしなかった。後半に行くにつれて加速度的に評価があがってきてラスト…

偽物語 上/西尾維新

あらすじ 妹がなんやかんや感想 ネタバレ無予想していたよりもずっと面白くてなんかもう最高だわさ。この場合の予想というのは傷物語と比較しての話である。せいぜい傷物語程度の面白さであればいい、と考えていたのである。いやはや、恐れいった。ギャグパ…

三国志 九の巻 軍市の星/北方謙三

ネタバレ有帯でネタバレいい加減にしろばかやろ。なにが心の中で蘇る死もある。さらば、関羽雲長よ! だ。関羽死ぬのが1秒で認識出来てしまったじゃないか。しかもいざ読み始めたらいつ死ぬのかが気になって内容が全く頭の中に入ってこなかった。結局死んだの…

三国志 八の巻水府の星/北方謙三

感想 ネタバレ有周瑜の死がついに訪れた。ここまで死亡をにおわせる描写だらけだったから当然かもしれぬ。それにしても呉軍の武将は早死にである。ただ、孫権は長生きするはずである。少なくとも劉備よりは。ここまで周瑜の存在が大きなものになるとは、読み…