基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

2010年週刊少年ジャンプ26号の感想

あまりにも書くのに時間がかかりすぎて最後の方気力が尽きて短くなってしまった。一度に全部書くのが最近厳しくなってきたので今度から数回にわけるかもしれないです。そんな大したこと書いてないのに……。以下略

ワンピース

>サボは生き残るのか?
現代の展開とあまり大きな繋がりもないだろうから「早く終わんないかな〜〜」と思うばかりだった過去編が、急に面白くなってきましたよ。今までのルフィの発言では、兄弟は現時点ではエース一人でるというようなことを言っていて、その通りならばサボはこの過去編で死ぬはずだったんですが、『ルフィが死んだと思い込んでいるだけ』という可能性も当然あるんですよね。というか、ドラゴン達革命軍の登場によってその可能性がかなり高くなった。

この国から離れる為にドラゴン率いる革命軍に身をかくまってもらうんでしょうかね。そして完全に身を消し去る為にはルフィとエース達にも自分が生きていることを知らせるわけにはいかなかった……。それにしたって一言ぐらい何か伝えておくべきなのでは? と思うのでひょっとしたら違うかもしれませんけどね。何にせよこれで過去編が終わった時に、サボが登場してさらに物語が進むのかと思うと……、楽しみで仕方がない。

BLEACH──愛染「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…」

珍しくチームワークを発揮している脇役達。一方主人公はおしゃべりをしていた……。

いや、チームワークは(これが絶対に相手を倒せない無駄演出だと言う事を除けば)なかなか良かったですよ。というかブリーチの場合には、その演出がどうかという事はもはや割とどうでもよく、「チームワークをした」というだけで素晴らしく感じてしまう。

何しろ一護のお父さんとか、今まで「君、何しに来たの?」っていうぐらい棒立ちで驚いてただけなんで、ここでようやく見せ場を与えられて本当に良かったと思います。

でも今週本当に良かったのは、壊れたファービーのおもちゃみたいに同じようなセリフを吐きつづける愛染様ですよ! これには笑った。

壊れたファービーの参考

ファービーが「ナデナデシテー」ってうるさいから
頭の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら
「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」ってなった。
最初は面白かったんだけど、なんかキモくなったので首元を横から思い切りチョップしたら
モルスァ」みたいなこと言いながらすごい勢いで飛んで行った。

私的今週のダイジェストブリーチ

愛染「理解できていないのか? 君の打撃など何千打とうが私を倒す事などできはしない」

夜一さんめっちゃ攻撃する。愛染さんの顔、割れる。

愛染さん、頑張る。

愛染「倒せぬと 言った筈だ」

駄菓子屋、突然頭上から現れ変な技で愛染を縛る

愛染「こんなもので私を縛れると────」

駄菓子屋、なんか爆発させる

愛染「…………フン 笑わせる こんなものが奥の手か? こんなもので────」
一護父、正面から攻撃して真っ二つにたたっきる。

話させてあげてーーー!! 愛染さんにちゃんと最後まで話させてあげて―ーーー!! そして愛染さんはぼっこぼこにされながら同じことを何度も言うのはもうやめてーーーーー!!! というか今週だけでもこんな感じなのに、先週も先々週も先々先週もそして来週も愛染さんは「こんなもので私が倒せると思うなよ」というセリフを言い続けてきて、これからも言い続けるのかと想像すると、むなしくなってきますね。

PSYREN

世間では愛染さんの変身後の姿がヤバイとか色々言われていますが、このPSYRENだって結構ヤバイ奴が出てきます。そう、星将ジュナスさんです。
参考──凄まじくダサイ兜をかぶって出てくるジュナスさん。

昔は普通に街にいたらスカウトされそうなイケメンだったジュナスさんも、兜をかぶってしまったら台なしですよ……。どうしてこうなってしまったのか。いやひょっとしたらこの兜は、高性能な超兜なのかもしれません。たとえば『電脳コイル』で描かれたような技術、仮想世界を目の前に出すとか、DVD再生ができるとか、相手の戦力を分析できるスカウターのような機能を持っているとか。

しかしそうはいってもこの兜のダサさは相当なものなので、たぶんこの組織の下っ端はみんなジュナスの事を影で「あのカブトムシマジウゼーな……」とか「あのカブトムシあれがかっこ良いとでも思ってんのかよマジウケルw」とか言ってますよ! それを考えるとジュナスさんが自信満々な兜姿にも哀愁が漂って見えるな……。

メタリカメタルカのギャグセンスと足がヤバイ

「……ここ数日歩きっぱなしなのよ!? 私はあんたと違ってデリケートにできてんの」

「デリケートっつうかデカケーツって感じだけどな」

「るっさい! つーか うまい事言おうとすな!」

まったくうまくないわ!! テレビでまったく面白くないギャグに対して、演出で笑い声がガハハハと入れられるのを見た気分になりました。

しかもこの女の子、ケツがデカイというか足が太ましいです。

参考──足が太いヒロイン

あし、太く描きすぎじゃね? なんでこんな足太く描かないといけないの? と凄く疑問に思います。他の漫画だと、よく作中で「ケツがデカイ」とか「足が太い」とか「あんまり可愛くない」とか言ってネタにされていても絵的には凄く細かったり可愛かったりすることがありふれている訳ですが、そういった現状に「否!」と叩きつけているのでしょうか。「否! 作中で太いと言われているのなら、絵も実際に太くしなければならないのだ!」と。しかしそれは誰が幸福になるんだ……!!

トリコ

「こんなつらい思いをしなくちゃいけないぐらいだったら、腕は義肢でも良かったんじゃ……」とか思うぐらいにトリコの回復の過程は凄惨で、よく描けていますね。「30年回復に必要」というような、ある意味漫画の終了宣言的な状態を「主人公の才能」だけで乗り越えてしまう漫画は数多くありますけれど(ワンピースもそうですよね)、こうやってちゃんと「死ぬほどの苦労を伴っての時間の短縮」を描いてくれているおかげで、説得力があるのではないかと思います。反対に小松が「なぜセツ婆を軽く凌駕するスピードでスープを作れるのか?」という点は、「スープを一回飲んだから」と「元々凄い料理人だから」ぐらいしか説得力がある説明がなくて、トリコとの対比を見ると小松の努力が分かりづらいことになっている……。

LOCK ON!──雪さんでいいよ

 あとさ…大和君 気になってたんだけど… 

 ん?

 「雪さん」…でいいよ? そっちの方が呼びやすいなら

え……? そこは「雪」でいいよ? のとこじゃないの……? さん付けなの……? 「なのはさんでいいよ」を思い出したぜ……。まあでもあそこまで不自然な流れじゃなくて、前後の会話の流れからすれば自然なんですけどね。お話自体は初めて面白いと思ったかもしれません。なんか話を進めるのが丁寧ですよね、この漫画。

バクマン──とんだ茶番劇だぜ!

こいつはとんだ茶番劇だぜ! と思って読んだ時笑ってしまったけれど、これはまあ納得の展開でもある。新妻先生に勝っているかどうかなんて、売上の前には些細な問題だもんな。たとえ約束していたとしても。しかも「多数決」なんていうひどくあいまいな方法で決めようという事事態が間違っている。

しかしそんな事実際に多数決をとるまでもなくわかっていたことで、つまり「ここであっさりと「勝ってるかどうかわかんないけど面白いからいいや」と言ってしまったら編集長の威厳がなくなるので、とりあえず色々やってみたけど編集部のみんなの熱い思いにより連載になりました!」 というポーズが取りたかっただけですよね。だからこそとんだ茶番劇だな、と思ったわけで。

服部さんが『本当に僕が亜城木くんの担当でいいんでしょうか?』と悩んでいるのは何故か? 秋名とのやりとりや、あしらい方が上手くいかなかったことを未だにひきずっているとか、はたまた亜城木コンビの最期のチャンスを成功させる自信がないとか、もしくはその両方か……。まあたぶん、秋名とのアレをまだ引きずっているんでしょうね。

HUNTER×HUNTER

蟻編を最初から読みなおすことが出来れば色々わかりそうなんですけど、先週の内容もしっかりと覚えていない私じゃ把握しきれない。とりあえず状況が一変したことは確かですよね。王は記憶を取り戻していき、蟻の中で内部分裂が起こり、「ジャイロ」登場への布石がまた一つ……。なんかジャイロ、過去に描写されたことがあるらしいのですけどまったく覚えてないんですよね。不覚……。

いよいよ話が動き出すか、というところでまた休載です。やっぱりワンピースとハンターが揃ってこそ、今のジャンプの最強布陣だと思うのでまた早く戻ってきてくれることを祈ります。

めだかボックス

>サンタを信じていた子供時代を思い出したところで 今更 サンタは信じられまいよ

というところに「あ〜まったくだよな〜〜」と納得したのに、その直後にめだかちゃんが回復してしまってなんか納得して損したような気分になったでござる。

めだかボックス 4 (ジャンプコミックス)

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