第五章をDVDで見た後いてもたってもいられなくなって映画館にすっとんでみてきた。前回に引き続き自重しない感じでよろしい。よろしいです。ゴドーワードがらみの話題とか、式とかほとんど関係なくなってしまってほとんど鮮花に焦点があたっているがそれがまたよし! 鮮花凄くいいキャラしてるのに、ほとんど出番がないのでこれぐらいスポットライトを当てないと他と釣り合いがとれんわい! 多分最後になる第七章には出てこないだろうし、これで本当にお別れだぜ・・・。ゴドーワードの話も見てみたかったが映像にしても地味になるだけだから、こっちで正解だろうなあ。全七章、第六章まで来て完結が目の前に。ともあれ原作だと妖精の微量な熱を感じ取ることによって妖精を多少感知できるようになるとか、細かい説明がなくなって突然鮮花が妖精見えるようになってたり
思いっきり派手バトルが繰り広げられるのは思わず唖然としてしまった。何しろ原作では妖精さんなんかそんなに戦闘能力高そうには読めないのに、映像でみたらまるで殺人兵器か何かのようにびゅんびゅん飛び回って突っ込んで何故か爆発したりしている。何で妖精なのに、爆発してるんや! お前ら火薬でもつんどるんか! 鮮花も修道服で凄く戦いにくそうだなぁと見てたらまるでチャイナ服か何かを引きちぎるように足を露わにして駆け抜けるわファイアナックルをぶんぶん振りまわすは挙句の果てにでっかくなった妖精に超絶ファイアナックルをぶちかますはとんでもねえ。そして最初と最後の失われた記憶の演出が音楽とあいまって最高。ちょっと泣いたし・・・。kalafinaの歌を聴くためだけに映画館に言ってもいいぐらいの凄さ。
こうして映画も、もう第六章。空の境界全七章で映画化! なんてニュースを初めてみた時は終わるのは何年後だよ、と軽く絶望したものであるが、もう終わりが見えてしまうとは・・・。楽しみなような残念なような・・・。ここまでの軌跡は奇跡としかいいようがない。第七章で映画化なんていう行為が実行に移されたことも、さらにはこうして面白いものとなって実際に映画として見れる事も、さらにはちゃんと完結しようとしていることも。もちろん第七章は、映画館で見させてもらおう。