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女神異聞録デビルサバイバー1〜2日目 プレイ日記

女神異聞録 デビルサバイバー

女神異聞録 デビルサバイバー

前から気になっていたのだがようやく購入。そしてプレイ開始。中身はSRPGで、接敵し戦闘画面に入ってからはいつもの女神転生。悪魔同士がぼかすか殴りあったり魔法打ちあったりする。これがめっぽう面白くて一気に三日目まで進んだ(封鎖された東京で一週間生き残るのがゲームの目的)やはり攻略サイトを見ない方が面白いな…。難易度を上げるために自主的にフリーバトルを禁止して進んでいるのだがこれがまた面白い。普段だとゲームオーバーになった瞬間にもう一度同じ事をやるのがダルくてやめてしまうのだが、何故かこなくそぉぉという気にさせてくれる。

さて、舞台が封鎖状況下の東京ということで、今回主人公一派が目指すのは現時点では脱出しておうちにかえる! ということである。考えてみればこの封鎖状況下からの脱出という形式、割とゲームではメジャーなものである。最近だと「428 〜封鎖された渋谷で〜」や「デッドライジング」なども記憶に新しい。映画で最近見たものの中だと、「ミスト」はショッピングモールの中に閉じ込められる話だし、割と題材としてはありふれたものなのだろう。特にゾンビや感染ものとの相性は良い。いくつかみた中でパターンのようなものが見えてきたのでここにちょっとメモする。特にこのデビルサバイバーは展開が今のところ正直というか、あまり予想外のことはおこっていないのでまとめやすい。

まず今回の封鎖パターンはやはり定石通りに『特定の人間を外に出さないための隔離処置』だろう。ゾンビ映画やらなんやらだと感染とかなんとかで封鎖されるわけだが、ここでは悪魔の能力を持った人間たちを外に出さないため、隔離されている(と思う)。この作品では主人公たちは別に特別な人間というわけではないので(いろいろ与えられてはいるが)最初は普通に出口と、情報を探す。ここまでは恐らくどの封鎖パターンでも共通ルートだろう。徐々に情報を手に入れ、核心へと迫っていく。これはまるきりミステリーと同じ手法で、大変エンターテイメントである。そして封鎖状況の中、ストレスが溜まってくると決まって出てくるのがイカれた宗教である。ミストでもデッドライジングでも、そしてこのデビルサバイバーでも宗教というのは重大な位置を占めている。不安状況下では宗教の持つ威力が強まるのであろう。デビルサバイバーではまだわからないが、ミストとデッドライジングでは両方とも宗教家との戦いが繰り広げられるのでそう遠くない未来に勃発すると思われる。また封鎖という特殊状況を作り出すために一番説得力があるのが、「その国の軍隊が封鎖している」というもので大抵こいつらは敵になる。もちろんミストは例外だが、あれは特殊なので考慮外。他にもいろいろ調べてみるか…。

試しにチャート化

封鎖勃発→情報捜索→まだ生きている人間(あるいは仲間)の捜索→同時に情報捜索→イカれた宗教登場→封鎖状況になった原因で起こる問題が数々巻き起こる→主人公一派は大抵群衆のまとめ役として脱出を指揮する→[色々ある]→最終的に真のボス登場(たいてい政府の人間)→倒すor和解する→めでたしめでたし。

これが封鎖状況化における物語の基本的な事柄ではなかろうか。もうちょっとゲームを先に進めたらもっと細かくチャート化したらおもしろいかもしれない。でもそんなにパターン多くないよなあ。

とりあえず今までのストーリーを簡単にまとめてみる。
1.仲間たちと出会う。自己紹介を互いに行う。現時点で三人。
2.物語上重要なCOMPについて語られる。またそれを渡した人間の神秘さについても語られる。
3.一人離脱し、その間に二人で町を巡り各種解説を行う。のちに合流。
4.イベント勃発。初の悪魔戦闘。渦巻く不安。その解消に向け事態を知っていると思われる謎の人物の元へ向かう。
5.色々あって街が封鎖されてしまう。出口を求めてうろつきながら情報収集する。人々は公園に集まったり、とにかくひとかたまりになっている。病院は人で溢れかえっているようだが、電気がとまってどのような混乱が起きたのかは分かっていない。宗教が台頭してくる。ジャーナリストも出てくる。
6.自分たちに各種能力を使って他人を救うことが出来ることを発見する。基本的に出口を探しつつも、襲われている人々がいたら助ける。二日目の時点でほとんどの群衆は悪魔の事を知らない。
とりあえずこんなところで。

バトルについて
戦闘では、四人でパーティーを組み、一人二匹まで悪魔(以後ペット)をひきつれて敵と戦うことができる。予備のペットがいれば戦闘中、ペットが一人殺されても召喚しなおして戦えるがリーダーが殺されると消滅。このシステムがなかなか面白い。主力としてアツロウ君という肉弾戦専門のオタクがいるのだが、彼に「戦闘開始時に全員の攻撃が必中になる」スキルを装備させ、ペットと彼に50パーセントの確率で外れるが当たれば改心の一撃というスキルを覚えさせる。必中になるので攻撃が全部改心の一撃になるという恐怖のクリティカル肉弾戦野郎になったのである。予備のペットにも同じスキルを覚えさせ、敵陣深く切り込んで敵をボコスカ殴り、消耗したら新しいペットと取り換えまた殴る。頭の中で想像してみたが、70人斬りを果たしたバガボンドの武蔵のような凄惨な光景が思い浮かんだ。恐ろしい…。ようするに血みどろになりながら血のりで使えなくなった剣を捨てて新しいのでまた相手を斬ってるようなもんだしな…。