基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

日記とは何か

日記とは何か

 このブログは基本的に「日記」だと思って書いている。タイトルが「基本読書」なのは、ただ単に日記を書くとなったら毎日読んでいる本のことになるだろうと思ったからつけただけで、別に読書の基本を教えてやるぜ! と想定してつけたわけではない。紙に書く形式の日記もつけているのだが、そちらも日々考えたことを書いているだけで、どうも何かがおかしい、という気がする。そこにはまったく、一切合財、「日常」のことが書かれていないからであって、なぜそこまでぼくは何かを書くときに「日常」を排除しているのか、という疑問が沸く。そもそも「日記」の定義は、一般的には「日々の出来事を書きしるすこと」ぐらいの曖昧なものだ。ぼくが日々ブログに書いているようなことは果たして日記に含まれるのか。たとえば読んだ本について書くことは確かに起きた出来事に対して書きしるしている。日記ってなんなんだ。しかしそんなことを言ったら、広義の意味で世の中に流通している書きものはほとんどすべて日記になってしまうような気がしないでもない。「そもそもぼくらは何故日記を書くのか」「日本人は特別日記が好きそうだが、それはなぜか」「時代による日記の変遷(今で言うMixiとブログの相違のような)」「日本と海外の日記に違いはあるのか」と色々日記というテーマで語れそうである。面白そう。

ひねくれている。

 ひねてくれている。なので、みんなが年末に2009年まとめ、とか言っているとどうにも反発したくなる。4月とかにやってやるぞ! とか思ってしまう。それ以上に、「行事に踊らされないブログがあってもいいのではないか」と思う。とか書いているぼくはクリスマス! とか結構言っている訳だけれども、それはそれとして。週刊マンガを読めばわかると思うけれど、現実世界と作中の世界をリンクさせているのはギャグ漫画だけである(だからどーした)。一貫したテーマを持って書いている作品は、現実の時間軸、行事に左右されることはない。…であるならば…、一貫したテーマを持ったブログは行事に踊らされるべきではない!! しかし、このブログは別に一貫したテーマを持っている訳ではない!! 故に、ぼくはただ単にひねくれているだけなのだ。絶対にあけましておめでとうも言わないからな!! ・・・しかしみなさんよいお年を!! 

ついったーが面白かったって言う話

 2009年個人的に一番面白かったのはTwitterであろうとぼんやりと考えていた。Twitterが何かと言えば、「今何してる?」に「今ご飯食べてる」とか「今日はこんなこと考えた」とかを延々と独り言のように呟くことができるサービスなのですね。始めたのが何月ぐらいだったかは少し忘れてしまったけれども、半年以上やっていていいことが幾つもあった。まず一つ目に、「有名なクリエータも一人の人間なのである」という当たり前の事実が、TwitterでFollow(人の呟き発言を読むことができるようになる動作)することによってわかった。今まであまりよい印象を持ってなかった…というよりかは、特にどんな印象も持つことがなく、またブログを積極的に読むわけでもないのでそれは無個性なただのペンネームだけの存在であったのが、日々の発言が流れてくるようになって実際に肉を持った人間であるということが感じ取れるようになった。それがどんな意味を持つかと言うと、「無責任な批判はできない」という強い自覚が生まれたことだと思う。相手も同じ肉を持った人間であるという当たり前の事実が、作品を読んでいるだけだとどうも忘れてしまいがちなのだ(あくまでもぼくの場合だが)。