基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

女神異聞録デビルサバイバー7日目Last day 魔王ルート プレイ日記

女神異聞録 デビルサバイバー

女神異聞録 デビルサバイバー

ナオヤ:・・・では、といち。自分の中のベルの力を解き放ち、王の門バ・ベルを喚べ…。

カイドー:一週間か…、ヘッ・・・短いモンだな。オマエとは、ずいぶん前からツルんでるみたいな気分だぜ。・・・気合い入れて行けや。何が来ても、オレたちがいるからヨ。

アツロウ:ヘヘ・・・まさか、一週間前に渋谷に呼び出された時は、こんな風になるとは思わなかったよな。だけど後悔はしてないぜ?色々今までの事を見直すいい機会になったし…。まださ…オレたちのしてる事が、正しい事かどうかは分からないけど…。これからも、オレはオマエの友達だ!行こうぜ…!といち魔王軍団、出撃だっ!

ナオヤ:といち…俺の期待に応え、良くぞここまで成長した。今までも、これからも、お前は時に迷いそして苦しむだろう…。だが安心しろ。俺は決して良い兄ではないが、世界において俺を超える兄はいない。迷わず、進め・・・!お前こそが悪魔を率いる長であり、神をも倒す、最強の魔王なのだ!

燃えるんですけど…。上記はラストバトル突入前のセリフ。天使と悪魔に喧嘩を売り、魔王継承戦を勝ち抜き、魔王になるための最後の試練へ向かっているのである。そしてそのあとは悪魔を支配し天使を蹂躙し、神の支配を脱するために神へ喧嘩を売りに行く! 主人公たちは螺旋力が天元突破しとるわい。ストーリー自体はとてもよかったけれど、セリフが説明ばっかりになっていたので(ゲームなのだから仕方ないにしても)もうちょっとなんとかならんかなあと思っていたのも事実。だが突入前の会話がとても熱かったので良し。主人公が魔王になってしまう物語もそう多くはないだろう。最後神との戦いが放り投げられて帰ってこなかったのは少々残念だがそこまでやってしまうとボリューム的に魔王ルートしかなくなってしまうので仕方ない。このうっちゃり感とかうおおおお! という期待感とかが戦国ランスで、人類すべてを率いて魔軍と戦いに行く五十六ENDを彷彿とさせる。神との戦いとかなんだかんだいって燃えるからな! それにしてもカイドーさんはいつの間にかすっかり仲良しさんだな! ケイスケを殺しやがったくせによー! しかしこいつはマリ先生を失っている上に人殺しの重荷まで背負って結構不幸だったりもする。悲しい子である。

バトル方面に関して言えば、途中までアツロウカイドーの物理主体組が本当に弱くて、使い物にならなくて、マリ先生は死んじゃってるのでこの二人を入れざるを得なくてアマネ戦とか本当に苦労した。このゲームで一番苦労したのがアマネ戦だったかもしれない。四人中二人が使い物にならないというのが致命的で、戦場では相手を殺すより負傷させた方が、回収させる手間をかけさせられるので有効だというがまさにその通り! 主人公とナオヤは二人の尻拭いをせざるを得ず、なかなか打開策が見つけられなかった。出来るだけお荷物にならないように回復手段だけをもたせ、完全に主人公とナオヤのサポート役に。主人公は万魔の乱舞:MP消費二倍の代わりに威力1.5倍+威力1.5倍になる魔神の種族特性で敵をばったばったとなぎ倒し、魔王ヘカーテの種族特性によって毎回MPを回復させるという鬼コンボで最後まで主砲として活躍した。アツロウはアマネ戦を突破した後に貫通物理反射物理激化デスバウンドコンボによって一気にパーティーの第二の主砲として成長。物理反射をつけているのは、敵に物理反射持ちがいても強引にデスバウンドで押し切るためである。彼がいなかったらラスボスは多分倒せなかっただろう。カイドーさんはアツロウに貫通と物理激化を取られてしまっていたので非常に中途半端な役割におさまらざるを得なかった。だが立派に回復役として役だってくれた。ナオヤも回復役として頑張った。この魔法と物理主砲二人回復二人の役割分担は最後まで有効に機能してくれて、ラスボスも割と楽に撃破することができた。物理が効かない相手にはナオヤとカイドーの吸魔連続攻撃でごりごり削り、主人公はなんにでも最強クラスの攻撃力を持っているので水戸黄門のようにみんなの手に負えない敵を消滅させていく。というか吸魔強すぎ。どう考えても最強魔法。最後のベル悪魔全員復活はMPを回復できないのがネックになりそうだったのでほぼすべてアツロウのデスバウンドで消滅させた。最後のバベル様に至るまでに主人公のMPを温存して、最後は主人公がMPを使い尽くして万魔! 万魔! と連発する予定だったが結局バベルさまもデスバウンドでふるぼっこに。なんというアツロウゲー。最後まで冷静に判断を保留し続けた男が最期を決めるとは! いやしかしよかった。

久しぶりにストーリー、ゲーム性含め満足できるゲームだった。というかクリアしたということだけで凄い。前回クリアしたゲームが何か思い出せないほど昔だ。最近はサクっとクリアできるFPSゲームしかやってなかったからな…。

どうでもいいけど最後魔王になった主人公のマント、猫耳にみえる。スクライド猫耳の時と同じぐらいの衝撃を受けた。