基本読書

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yukarが最高ですからああああ

「5(ファイブ)」SoundAlbum 「yukar(ユーカラ)」

「5(ファイブ)」SoundAlbum 「yukar(ユーカラ)」

 yukar(ユーカラと読むらしい)は「5-ファイブ-」というゲームのサウンドトラックなのですが、これの出来が非常に良い…良すぎる! 僕はゲームをやっていないんですが、そんなの全く関係ない出来です。ゲームのサントラってある程度ゲームをプレイしていることが前提なとこがあると思うのですが(ゲームの情景が思い浮かんできたら感動も二倍ですよね。それに曲も基本的にゲームありきなので、曲だけだと物足りない事もままある)、曲単体としていい。ゲームやってたら音楽に喰われちゃってたんじゃないかな・・・というぐらい。自己主張激しすぎでしてね。

 5サウンドアルバム「yukar」←ここで視聴できます。何が素晴らしいって、まず作曲家が、あの『麻枝准』。他にもVWN氏、響氏という有名所がそろっているらしいのですが、そちらの方はあまり知らない…。というか、そんなに音楽を積極的に買い集める人間ではないんですね。本当に買うのはたまーにで、そのたまーに買ったのを何か月も繰り返し繰り返し聞く、というのが今までのスタイルだったのですが、その中でも、麻枝准の曲のリピート率は全開フルスロットルです。彼主導のシナリオゲームは正直いってそんなに好きじゃないんですが、音楽だけは大好きでそのために頑張ってプレイしていましたし。しかしまあ、そんなに大好きでも何が大好きなのかぜーんぜんわかんないんですよね。

 よくわかんないけれどただ衝撃を受けた曲っていうのが幾つもあって『human』だとか『karma』だとか、『百年の夏』だとかがそうですね。アルバムを購入して、Ipodに入れて、適当に犬の散歩しながら聞いていたらあんまり凄くて立ち止まったまま数分間動けなくなってしまったぐらい。なななななんじゃこりゃああああ! その中でも一番自分が好きで、麻枝准の代表作ともいえる『Love song』というアルバムは、ひとつのテーマにそった曲なので一点集中の破壊力は物凄くてどうしたらいいのかわからなくなってしまうぐらいなんですけど、『yukar』の方は作曲家麻枝准の色々な面が見られる作品になっているのではないかと、思います。

 本人の日誌でも書いてあるのですが、どうも人を感動させる曲ばかり作っていたせいでストックが無くなってくるというか、やはりどうしても幅が狭くなってしまう。もちろんそれでも名曲揃いなのですが(saya's song とか時が滲む唄などの一番最近の曲も最高である)それ以外の曲を書くとなると、やはりKeyを離れなければならないのでしょう。で、それがあるわけですねえ。比率としては感動系、幻想系(なんだそれ)が多いのでしょうが、たとえばこの中に入っている『イルスカ』なんてのは普通のなんかありがちなゲームのような始まりで、ええっこれが麻枝准なのか!? という感想を最初に持つんですが、すぐに曲調が変わってなんか疾走感のある方へ持って行くんですよね。あとやっぱりVocal曲が良すぎる。まあこれ以上はもういいでしょう。なんか勝手に盛り上がりすぎた。