基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

黒髪ロングを好きになってみせる!!

本日は9月6日(くろ)ということで、黒髪ロングイベントが開催されております。詳細はこれです→【募集】黒髪ロングイベント開催のお知らせ - 水星さん家

なんとなく「おもしろい! やります!」といったものの、よく考えたら僕は別に黒髪ロングがそんなに好きではなかった! 好きでもないのに黒髪ロングイベントに参加できるはずない! なので好きになることにしました。

好きになることにしました! といって次の瞬間に「はい好きになった! 君は黒髪ロング好きになったよ! もう黒髪ロングしか見えないよ!」とはならないので、がんばって好きになる努力をしてみましょう。

黒髪ロングキャラクターを大量にリストアップして、「黒髪ロングのすばらしい点」を考えていけば、終わるころには自然と黒髪ロング好きになっているはずです。ふふふ、これからは作品を読む視点が広がることになるので、僕としても嬉しいところです。

で、ネットを回っていたらこんなものを見つけました。今日もやられやくからの転載です。今日もやられやく 角川にエンドレスエイトの抗議電話した奴結構いたみたい 他拡大バージョンhttp://blog-imgs-35.fc2.com/y/u/n/yunakiti/mvip0077.jpg

「どこかで見たことがある」を抜きにして「作品を一度でも読んだり観たりした事がある」縛りでみてみると、15人ほど知っていました。全体で133人リストアップされているので、15人ということはたったの10%ほどしか知らないということです。歴戦の黒髪ロング勇者たちは何%ぐらい知っているのでしょうかね。

ざっと見て回ると、本当に色々な黒髪ロングキャラクターがいますなぁ。やはり基本的な性格傾向としては、「お嬢様」であったり「大人しめ(日本人的名おしとやかさ)」であったり、「お姉さん」だったり、あとはやはり全体的に「人をひきつけない」印象があります。

みんな黒髪ロングという同じ髪型なのにこうまで雰囲気がことなるのも面白い点ですね。おとなしめの黒髪ロング(小森霧秋山澪)もいれば武闘派の黒髪ロング(毒島冴子、読子・リードマン)もいるし、人外の黒髪ロング(羽衣狐、エルルゥ)もいれば、黒髪ロングキャラクターの属性にあまり当てはまらないような人も(戦場ヶ原ひたぎ)います(人を寄せ付けない、ぐらいか)

この属性の広さは黒髪ロングの面白さ、魅力だと思いますね。たとえば金髪ツインテール! というと、これは僕の勝手な印象ですけれどもあまりにも性格が固定化されすぎてしまう。ツンデレで、ロリで、というように。キャラクターにおける髪型には、絶対にその性格、属性がついてまわります。象徴の多様性とでもいうんですかねえ。

参考:象徴 - Wikipedia

象徴(しょうちょう)とは、抽象的な概念を、より具体的な事物や形によって、表現すること、またその表現に用いられたもの[1]。一般に英語Symbol(フランス語 symbole)の訳語であるが、翻訳語に共通する混乱がみられ、使用者によって、表象とも解釈されることもある[2]。

聖書がこれほどまでに読まれ続けているのは、神は七日間で世界を作った! とかいう内容が正しいからというよりかは、その中に書いてある一つ一つのイベントが、個々人に象徴として訴えかけるからだと『神話の力』では言っているのですが、つまりは黒髪ロングにおける象徴の多様性(拒絶の意思、お嬢様、お姉さま、おしとやかさ、巫女)はそれだけ多くの人に訴えかける力を持っているのです。

むむむ、なんだか黒髪ロングを大変好きになってきたような気がしますよ。というか、なんだか非常に興味深い対象のように思えてきました。これはもう好きといってもいいでしょう。らぶです。っま、金髪ツインテールのような、一点特化型も破壊力という意味では面白そうですけどね。今そんなことを言ってたらキリがないですし。

余談ですけれども、黒髪ロングという髪型には製作者サイドの思惑とは別にして、「作中のキャラクターはなぜ黒髪ロングに至ったのか」という問いが発せられることがあるのがちょっと面白いかな? と思いました。たとえば金髪ツインテールのキャラクターに「なぜあなたは金髪ツインテールになったのか?」と問いかけても、まともな答えが返ってくるようには思えませんよね。まあ黒髪ロングのキャラクターにも大半は、その髪型である理由なんて存在しませんけど、考えてみるのも楽しいと思いました。

こうやって色々謎がぽんぽんと沸いてくるのも、黒髪ロングの面白いところですね。というところで終わりにします。まる。

あ、あとさらに余談ですけれども、そういえば「これはいいな」と前から思っていた黒髪ロングの象徴があったのでそれだけ書いておきます。逆説的ですが、「黒髪ロングが黒髪ロングをやめる時」というのが、一番黒髪ロングらしさが際立っていて好きかな、と思いました。髪を切ったりするイベントですね。最近だと、平坂読さんのライトノベル僕は友達が少ない』にそんなシーンがありました。やっぱこれをメインに書いておけばよかったかも! まあでも長くなりすぎるので、こんなところで。