明日(12月6日)に大田区蒲田にて、第九回文学フリマが開催されます。で、そこに今さらですけれどもぼくも参加するので一応告知しておきます。ぼくがここで何をやっているのかといえば、Q-13にある黒い兄弟というサークル名でコピー本を売っています。中身がどんな内容かと言えば、いつもブログに書いているようなことを書いてもしょうがないのでショートショートの物語を書いたり、評論っぽく書いてみたり、やっぱり書評を書いてみたりしています。まあ100円程度のもんですので、もし文学フリマに行く人がいるのだったら立ち寄ってくれたら嬉しいなあというぐらいです。一応目次を張っておくとこんな感じです。
目次
1.目次2.はじめに(K)
3.ショートショート「記憶消失の幽霊」(K)
12. 評論っぽいもの「ライトノベルの終わり──冲方丁による最後のライトノベル、オイレンシュピーゲル、スプライトシュピーゲル、テスタメントシュピーゲルを読んで。」(冬木糸一)
17.ショートショート「時空探偵M」(冬木糸一)
21.ショートショート「傘」(冬木糸一)
23.書評「個人的に読んだ本2009ベスト本
書評──われらが歌う時」(冬木糸一)25.ショートショート「死」(冬木糸一)
28.終わりに/奥付
Kというのは一緒にやっている友人で、冬木糸一がぼくです。軽く内容を紹介すると、「記憶消失の幽霊」はまったくもってくだらない徹夜明けの頭で書いたようなイカレた内容で、読んでいたらたぶん笑うか呆れます。評論っぽいもの「ライトノベルの終わり──冲方丁による最後のライトノベル、オイレンシュピーゲル、スプライトシュピーゲル、テスタメントシュピーゲルを読んで。」は、昨日最新作のテスタメントシュピーゲルを読み終えたばっかりで興奮していたので適当な事を書きまくって評論にしてみたもので、「思想地図Vol4」とか読んでいると「批評家ってこえー! ていうか批評ってなんて難しいんだ! むりむり!」とか思いながらびびりながら作ったのでかなり腰が引けてます。ショートショート「時空探偵M」は「既存の小説をミックスしたら面白いんでは?」と常日頃考えていたぼくが小林泰三の「時元探偵Σ」という短編をベースに、円城塔のSelf-Refrence ENGINEの内容を掛け合わせるという「なんじゃそりゃあ!」という内容になっております。他にぼくが書いたショートショート「傘」と「死」は、ほとんど埋め合わせに近いもので両方合わせても執筆時間が1時間に満たない、それゆえ出来も比例してひどいです。傘の方は、「傘をさせない状況とはどんな状況か」死の方は、「死を宣告されたらどうするか」という疑問にぼくが考えたことを2000文字ぐらいで小説っぽくしただけです。書評「個人的に読んだ本2009ベスト本 書評──われらが歌う時」「われらが歌う時」という作品は、ぼくにとっては本当に特別な作品でどうしても何か書きたいと思って書いたのですが、しかし時間に追われて充分な準備もないまま書きはじめた為不完全燃焼。再読してまたブログに書きます。
まあこんなところで。会場でブログみた! もしくはついったー見た! と言ってくれる方がいたら無料で差し上げますのでどうぞよろしく。