2015-01-01から1年間の記事一覧
ブロの道: 氷三部作1 (氷三部作 1)作者: ウラジーミル・ソローキン,松下隆志出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/09/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る本書はロシアの小説家ウラジミール・ソローキンによる氷三部作のうちの第一部…
失われた夜の歴史作者: ロジャー・イーカーチ,樋口幸子,片柳佐智子,三宅真砂子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るじっくりと考えてみるまでもなくこの世界において夜は──「半分」を占めて…
服従作者: ミシェルウエルベック,佐藤優,大塚桃出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る2022年フランスにイスラーム政権誕生──なんだそりゃ! 至近未来SFかあ!? と思って読んでいたのだがそん…
ムハマド・ユヌス自伝(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ムハマド・ユヌス,アラン・ジョリ,猪熊弘子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見るムハマド・ユヌス自伝(下) (ハヤカワ・ノンフィクション…
宇宙への序曲〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーサー・C・クラーク,中村融出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見るアーサー・C・クラークの第一長編*1が新訳にて登場。本編285ページのコンパクトさで、物…
超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫 JA ア 6-2)作者: 會川昇,團夢見,原作=BONES・會川昇出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見る10月から「コンクリート・レボルディオ〜超人幻想〜」というアニメが始まるが、…
イーロン・マスク 未来を創る男作者: アシュリー・バンス,斎藤栄一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/09/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るこの世界はとてもおもしろいと思う。いつだっておかしなこと、予測もつか…
知的トレーニングの技術〔完全独習版〕 (ちくま学芸文庫)作者: 花村太郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/09/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る読書猿という有名な……何ブログなんだ? 知的向上心のある人間の為のブログ──とかいうと…
魔法がいっぱい! (ハヤカワ文庫 FT 36)作者: L.フランク・ボーム,佐竹美保,Lyman Frank Baum,佐藤高子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1981/11/30メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る1981年に出た(書かれたのは1900年ぐらい。1…
野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)作者: ニコラス・ブレイク,永井淳出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る『わたしは一人の男を殺そうとしている。その男の名前も、…
アルファ/オメガ (ハヤカワ文庫 SF ヘ 11-1)作者: フランチェスカヘイグ,水越真麻出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見る本書『アルファ/オメガ』はフランチェスカ・ヘイグというオーストラリア生まれで今は…
ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグ・ベア,小川隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/03/11メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 227回この商品を含むブログ (85件) を見るグレッグ・ベアによる本書『ブラッド・ミュージック』はハヤ…
世界の辺境とハードボイルド室町時代作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2015/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る高野秀行さんと清水克行さんによる「世界の辺境と中世日本って…
トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: アーヴィン・ウェルシュ,池田真紀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るスコットランドのエディンバラを舞台とし、ジャンキーにHIVまみれ、失業保…
職業としての小説家 (Switch library)作者: 村上春樹出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2015/09/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る本書『職業としての小説家』は、村上春樹さんが1979年のデビュー以来35年以上にわたって作…
ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望作者: エヴァン・オズノス,笠井亮平出版社/メーカー: 白水社発売日: 2015/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログを見るいやーこれはもう完膚なきまでに面白かった。「ネオ・チャイナ」は…
折り紙衛星の伝説 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)作者: 大森望,日下三蔵出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/06/29メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る2007年の『虚構機関』から続く年刊傑作選も2014年版の本書『折り紙衛星の伝説』を…
世界を破綻させた経済学者たち:許されざる七つの大罪 (ハヤカワ・ノンフィクション)作者: ジェフマドリック,Jeff Madrick,池村千秋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る原題は「Seven Bad Ideas How Mai…
九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: エラリイ・クイーン,越前敏弥出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る初エラリイ。後ろの著者近影を見て「なんで二人いるんだ」と疑問に思うぐらい…
ルパン対ホームズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: モーリス・ルブラン,平岡敦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るルパンシリーズのモーリス・ルブランがはじめて本格的にルパンとシャーロック・ホームズを…
この作家この10冊作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2015/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る月刊誌「本の雑誌」で続いている、「作家の10冊」というコーナーから50回分を収録した一冊になる。…
蘇る伊藤計劃作者: 伊藤計劃,山形浩生,藤井太洋,中原昌也,佐藤亜紀,多根清史出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2015/09/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るもちろん実際に本人が蘇ったりはしないわけだが、作品は映画化されるわこのような本…
作家という病 (講談社現代新書)作者: 校條剛出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/07/16メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る長年新潮社に勤め、文芸、文学界で編集者として活躍してきた校條剛さんが放つ作品ではなくエピソード集/作家評論のよ…
密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: マーガレット・マロン,E9L,高瀬素子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る書名の通り、密造人の娘であるデボラ・ノットを主人公にしたミステリ・シリーズ…
世界の辺境とハードボイルド室町時代作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2015/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る世界の辺境と中世日本ってよく似てるよねというシンプルな着想から始…
はい、それでは2015年の8月に読んだ本の中から幾つかピックアップしまとめてお伝えしようという月まとめのお時間です。8月の前半はここは人間が暮らす世界じゃないと思うレベルで暑かったのに後半は8月とは思えない寒さになって気候的には1月の間に起こった…
習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法作者: ジョッシュ・ウェイツキン,吉田俊太郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2015/08/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る趣味でも仕事でもいいのだけど、長く一つの…
ゾンビ日記 2 死の舞踏作者: 押井守出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2015/08/28メディア: 単行本この商品を含むブログを見るああ、『ゾンビ日記』がなぜか突然文庫化したなあ……と思ったら同時期に『ゾンビ日記 2』が出た。とても続きが出るような終…
「漫画とアメコミが融合してる!」日本を舞台にアイルランドの少女が妖怪と戦うアメコミ『ウェイワード』に対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応sow.blog.jp ↑ここで紹介されていたのを読んでなんとなく注文してみたのだけど、面白い。上記の記事は海外…
シャッフル航法 (NOVAコレクション)作者: 円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/08/27メディア: 単行本この商品を含むブログを見るそこら中で短篇を読んでいたので「久しぶり」という感覚はまったくなかったのだが、2012年に出た『屍者の帝国』…