基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

イーガン の検索結果:

無職転生・生物の誕生・ディザインズ

…イドに加えグレッグ・イーガン『クロックワーク・ロケット』の1ページ書評を書いているのでこちらも是非。『クロックワーク・ロケット』は、誰もみたことがない世界が、確かな理屈に支えられて目の前に立ち上がってくる感動がある傑作なのだ。クロックワーク・ロケット (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)作者: グレッグイーガン,山岸真,中村融出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見るSFマガジン 2016年 04 月号 [雑誌]出版社/…

世代別SF作家ガイドが嬉しい、ベストSF2015──『SFが読みたい! 2016年版』

…ゼンデギ』グレッグ・イーガン、④《サザーン・リーチ》ジェフ・ヴァンダミア、⑤『ブロの道』。先の基準で言えば①⑤が「あまり投票されそうにない作品」、②③が「絶対外せない作品」、④が「ランキングがよめない作品」に該当する。紙の動物園を一位にしたと思い込んでいたが今みたらエンジェルメイカーが一位で「これで良かったんだろうか……」と若干焦ってしまったが、まあそれぐらい個人的に思い入れの強い作品であった(20位以内に入っててよかったなあ)。ソローキンの『ブロの道』も僕としては年間ベスト…

異質なものとの遭遇──『翻訳問答2 創作のヒミツ』

…尚さんや、グレッグ・イーガンを訳している山岸真さんなどが挙げられますが、あの人たちはほんとうにすごいと思う。彼らの高い翻訳創造力には目を見張ります。 と言われると、別に僕が褒められているわけではないが心情的にSFに近いところにいるのでついつい嬉しくなってきてしまう。そうそう、これがもうほんとうに凄いんだよね。近著で挙げると、『クロックワーク・ロケット』は山岸真さんと中村融さんの共訳だが、舞台となるのは物理法則まで現実とは異なっている、いま・ここから遠い場所にある世界だ。この跳…

江波光則・殊能将之・文明再興

…人』。あのグレッグ・イーガンの新作『ゼンデギ』。創元SF文庫の新刊『軌道学園歳フロンテラ』、吉上亮さんによるPSYCHO-PASSスピンオフシリーズであるGENESISの第二巻、年刊日本SF文庫傑作選である『折り紙衛星の伝説』。『折り紙衛星の伝説』はたぶん、いつか、そのうち、この数ヶ月以内に読書会をやりたいなと思っております。ノンフィクションでは『その〈脳科学〉にご用心: 脳画像で心はわかるのか』と『記憶をあやつる』がそれぞれ楽しみだ。上下巻で5000円以上出して買った『武器…

紙の動物園 by ケン・リュウ

…集だ。僕はグレッグ・イーガンやテッド・チャンといった今第一線で人気の(テッド・チャンは作品書かなすぎだけど)海外SF作家は評価が固まった後に読み始めたので、はじめての作品が出た時、それをまっさらな状態で読んだ人達がどう感じたのかわからないのだが、それはこのケン・リュウを読んだ時と同じような感じだったのではないかと今は勝手に想像している。それぐらい、この作品自体が傑作だがこの先にはもっと凄いものをみせてくれるはずだと「先への期待を煽る」作品になっている。実際著者初の長編『The…

誰得読書会『SFマガジン700【国内篇】』開催レポート

…んが強烈にグレッグ・イーガンの『順列都市』内でメインアイディアとなる塵理論の話を語って、えーと、塵理論の方がスゴイ! みたいなことを言って読書会は幕を閉じました(ちゃんちゃん)。塵理論に関しては、順列都市 / グレッグ・イーガン - 誰が得するんだよこの書評 不死は実現可能!?― 猫でもわかる塵理論 - 誰が得するんだよこの書評 このあたりの記事は必読かと。これもう7年前の記事ですが、今読んでも気合が入っていて面白い。 本の交換会 紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)…

チャッピー by ニール・ブロムカンプ

…の翻訳版(グレッグ・イーガン)とかテッド・チャンの「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」とか、長谷敏司さんの『あなたのための物語』とか『BEATLESS』とか、意識系の一般向けノンフィクションもだいたい読んでいるから、意識を持ったロボット〜〜とか、そういうのの雑な描かれ方にツッコミを入れたくなるのはわかる。よくわかる。ゼンデギ作者: グレッグイーガン,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/24メディア: 文庫この商品を含むブログを見る技術的にガバ…

誰得読書会『NOVA+ バベル: 書き下ろし日本SFコレクション』開催レポート

…に口紅を」グレッグ・イーガン「順列都市」などなど。また思い出したら追記していきます。『NOVA+ バベル』読書会終了しました。本の内容もメンバーも濃く三時間でエネルギーを使い果たしましたが、いやーその分盛り上がった!一番獲得点数が高かったのは野崎まどさん第五の地平、次点で長谷敏司さんバベルでした。おすすめ本も集まり。 pic.twitter.com/Wa2u4jTL0L— 冬木糸一 (@huyukiitoichi) 2014, 10月 25 NOVA+ バベル: 書き下ろし日…

SFマガジン700【海外篇】とSFマガジン700【国内篇】

SF

…ドナルド,グレッグ・イーガン,アーシュラ・K・ル・グィン,コニー・ウィリス,パオロ・バチガルピ,テッド・チャン【国内編】平井和正、筒井康隆、鈴木いづみ、貴志祐介、神林長平、野尻抱介、秋山瑞人、桜坂洋、円城塔、手塚治虫、松本零士、吾妻ひでお、伊藤典夫海外編については息吹がぶっちぎりで面白くこれだけの為に買ってもいいぐらいだが、しばらく出そうにないグレッグ・イーガン短編として『対称』が4次元が対称の空間(過去と未来といった時間が一方向に進むのではなくすべて統合され存在している)が…

読書会『SFマガジン700【海外篇】』の開催報告書

…アーサー・C・クラーク,ロバート・シェクリイ,ジョージ・R・R・マーティン,ラリイ・ニーヴン,ブルース・スターリング,ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,イアン・マクドナルド,グレッグ・イーガン,アーシュラ・K・ル・グィン,コニー・ウィリス,パオロ・バチガルピ,テッド・チャン,山岸真,小隅黎,中村融,酒井昭伸,小川隆,伊藤典夫,古沢嘉通,小尾芙佐,大森望,中原尚哉出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/05/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (16件) を見る

読書会@大阪 8月3日(日)課題本:『SFマガジン700【海外篇】』のお知らせ

…ドナルド,グレッグ・イーガン,アーシュラ・K・ル・グィン,コニー・ウィリス,パオロ・バチガルピ,テッド・チャン,山岸真,小隅黎,中村融,酒井昭伸,小川隆,伊藤典夫,古沢嘉通,小尾芙佐,大森望,中原尚哉出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/05/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見るやること:みんなで『SFマガジン700【海外篇】』を読んできて、楽しく語る。基本的に短編を一つずつ、あーでもないこーでもないと一人ずつ感想を言い合っていく形式になりま…

Neptune's Brood by CharlesStross

…く人類像を書く人間もなかなかいないだろう。 イーガンほど人間離れさせない、ストロスの間合いがあるんだよね。本作もその独特の間合いが十全に発揮された、良い長編だった。Neptune's Brood作者: Charles Stross出版社/メーカー: Ace Hardcover発売日: 2013/07/02メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る *1:あるいはそれは読者に最低限でも合わせるために日和った描写といういいかたもできてしまうものかもしれないが。

2014オールタイム・ベストSF(検討中)

SF

…・ガード/グレッグ・イーガン ・デス博士の島その他の物語/ジーン・ウルフ ・塵戦/グレッグ・ベアどれもメジャー所になってしまってイーガンだけちょっとズラしてしまった。いやあ、これ好きなんだよね、ボーダー・ガード。たったひとつの冴えたやりかたは今読むと別になんてことのないありふれた短編という評価になってしまいそうなんだけど、でもあのスピード感とまとめ方は凄いし、何よりはじめて読んだ時の興奮が未だに忘れられない。デス博士の島の〜は選ばざるをえない卑怯な短編。長編組とほとんどかぶっ…

レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) by ジョン・スコルジー

SF

…なんだよと思いつつもイーガン白熱光に続き第二回配本を迎えたのがこの『レッドスーツ』。タイトルだけで意味がわからないし、驚くほどのセンスのなさだがアメリカのスラングでありちゃんと意味のある言葉だ。そして表紙はなんだかなつかしいような、わけのわからない宇宙飛行船に向かってこれまた凄まじくダサいレッドスーツを着てこれまたダサい光線銃を持った男2人が疾走していく絵。「げっまじかよ」と思うような本で手に取るか一瞬躊躇するようなレベルだったがこの恐るべき時代錯誤感が読み終えた今となっては…

Zendegi by GregEgan

…訳者あとがきで今後のイーガンの発刊予定が書いてあったのだが、早く訳されろ訳されろと願っていたこのZendegiにはまるで触れられなかったので読んだ。次は『Orthogonal』で2015年秋だって。遠未来か!*1 もちろん早川以外から出る可能性もある(独占契約があれば違うのだろうが、イーガンに独占契約もなにもないだろう)ので絶対に出ないということもないのだろうけれど。現代パート(2012)と近未来パート(2027−2028)に分かれており、「特に説明なく人類が肉体を捨ててる」…

白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) by グレッグ・イーガン

SF

…難しかった。通常時のイーガンが難しいのとはまた別の意味で。イーガンが描く世界は百万年先とかざらなので、ほとんど説明なく人間が実体化してない。寿命もないから何百万年といった時間軸の中で移動し、生きる(光速を超えるようなシステムはでてこない)。バックアップ可能な人間といっていいのかどうかよくわかんないやつらが主な登場情報体として、でてくる。そうすると現実の地続きで理解できないし世界についてもう一度配列しなおさないといけない。こうした現実からの距離の離れ具合が想像力の飛躍を必要とし…

読書好きってめんどうくさいよね『バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)』

…リエーション豊かだ。イーガンの名前が何度も出てくるので、取り上げないわけにはいかなかったがそれだけの楽しさではない。 読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛"ギャグ! 本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢"と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。 『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛"ギャグがここに誕生!! 私の中ではす…

いま集合的無意識を、

…に動かす。グレッグ・イーガンなどに代表される基本的な未来は「人は死をなかったことにする」わけだけど、伊藤計劃が書いたのは人間が人間のまま何か別のものになるのではなく、人間がいったん死んでから別のものになる。そこで書こうとしたのは知能と意識の次だったのではないかと僕は考えている。だって人間が死んだら、意識も知能もなくなる。じゃあ、その先は? 伊藤計劃が死んでその道は途絶えたのか? 否、である。 「きみが伊藤計劃だというのならば、ではきみに言おうじゃないか。大丈夫だ、われわれが、…

青い星まで飛んでいけ

…いう、ディアスポラなイーガン的世界観。そして始まるエンダーのゲーム、っていう感じ。とてもよくできている(偉そう)。面白いです。ただ……特に突き抜けるものを感じなかった(すげー偉そう)。表題作の『青い星まで飛んでいけ』が一番好き。何が好きなのかな、と考えてみると、単純なイメージが優れているのかなと。地球人類が生み出した、地球外知性を探して接触せよと命令を与えられて宇宙をさまよい続ける機械生命が主人公。この主人公の身体は、総体としては直径100キロの空間を占め、質量二億トンのハー…

プシスファイラ

…りました。グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』や、アニメ作品の『天元突破グレンラガン』などです。ディアスポラだと元々意識をソフトウェア化し、自由自在に感覚を調節でき、永遠の命を得た生物のようなものが、もうわけのわかんない宇宙の地平の果てまで行ってしまって、余裕で永遠に生きるし絶対的な存在に世界の真理を教えられたり、永遠の生を受けた時に「生きている意味とは」という問いに答えを見いだしたりした時に、登場人物含めて読者までひっくるめた「俺たちこんなとこまできちまったな……」という感…

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

…から逃れられない」はイーガン的世界観になればほとんど解決するな、と思いました。共通善が曖昧だということもあるのだけど、科学が進歩すれば現時点の自由主義はより進化した形でほとんど完全な自由を達成すると思っているので、どちらかといえばぼかぁリバタリアンの立場になるなぁと思ったわけでした。これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/05/22メディア…

センス・オブ・ワンダーを感じた──マネー・ボール

…とえば私がグレッグ・イーガンから受けたセンス・オブ・ワンダーとは、「人間性というのはぐちゃぐちゃに変化させてしまっても、別にいいのだ」という、発想の転換だった。脳に電極をつけて、スイッチを押したら幸福になるというシンプルなものでも、幸福になれるのだったらそれでいいじゃないか。あるいは小松左京の傑作『果てしなき流れの果てに』では、タイムトラベル物としては(たぶん)画期的だった「歴史を変えて、なぜいけない?」という名言が飛び出す。「あ、そうか、タイムトラベルが出来るんだったら、別…

Book Talk Cafe 第1回(スゴ本オフ)簡易レポ&オススメされた本リスト

…順列都市(グレッグ・イーガン)順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 238回この商品を含むブログ (213件) を見る順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 49回この商品を含むブログ (1…

「sfは置いてきた。俺の戦いにはついてこれそうにないからな」──グレッグ・イーガン『ディアスポラ』を読んだよ

SF

『ディアスポラ』は「イーガンはほとんど独力で現代SFの最先端を支えている」と大森望氏に言わせるほどのSF作家、イーガンがたどり着いた極致、といえるでしょうね。ここまで思考を徹底して、未来へ、人間から遠く離れた部分へと飛ばすことができるのは、他の作家には真似できないでしょう。それぐらい読んでいて、衝撃を受けました。少しでもこの『ディアスポラ』について聞きかじったことがあるならば、その際に必ずと言っていいほど「難解である」という評価も一緒に摂取したことがあるでしょう。そして、難解…

基本読書日記

…読んでおったりする。イーガンの『万物理論』では科学ジャーナリストの役目について、「アーサーCクラークは充分に発達したテクノロジーは科学と見分けがつかないといったが、科学ジャーナリストは人間が人間のテクノロジーを見たときにクラークの法則が当てはまらないようにしつづけることだ」といったがまさにその役目を担っているのが「サはサイエンスのサ」だなぁと読んでいて思う。まあこれは読み終わったらちゃんと感想を書こう。生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)作者:…

大大大傑作──万物理論

…)作者: グレッグ・イーガン,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 167回この商品を含むブログ (283件) を見る 文句なしの大大大傑作。読んでいる間はあまりの情報量にめまいがするほどで、読み終わった後はあまりの情報量に混沌し、これを書いている今は何を書けばいいのか混乱している。本書のタイトルになっている「万物理論」の意味を簡単に説明すると、すべての自然法則を包み込む単一の理論であり、かつてあのアイン…

NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション

SF

…。たとえばグレッグ・イーガンなんかはSFで初めてかどうかはわかりませんけれども、「人間を改造」するわけです。様々なMODを脳に入れたり、もしくは寿命から開放したりといった手段をとって人間をさらに別の存在、階梯へ押し上げる。大抵の場合「死」は無視される、あるいはすでに乗り越えたものとして語られるのですが、伊藤計劃氏がとった「人間の改造」の仕方は、「死んで」からに限定されている。人間が人間のまま何か別のものになるのではなく、人間がいったん死んでから別のものになる。というのは、これ…

あなたのための物語

SF

…109件) を見る イーガン、チャンを経由し 伊藤計劃に肉薄する SF史上、最も無機的で 最も感傷的な''死''の情景 以上は帯に書いてある紹介なのですが、『伊藤計劃に肉薄する』ここまで書かれて読まずにいられるはずがない。死についてと、物語についての物語であった。ここまで『死』について特化された話は初めて読んだ。それこそ伊藤計劃のハーモニーよりも。著者はラノベ作家で、円環少女や戦略拠点32098楽園を書いた長谷敏司。円環少女だけ読んでの感想は、やけに難しい造語を多用し、凄まじ…

紫色のクオリア

…ト理論』『グレッグ・イーガン』この中のどれかがヒットした人は、ライトノベルだから…などといっていないで本書を読むべきですし、またヒットしなかった人はこの機会に世界を広げる試みをするべきである、と思います。本書は『意識』の話でもあります。その『意識』について主に二つ、重要な問いが語られます。まず第一に、重要なキーパーソンである一人の少女は、『他人が全員ロボットのように見える』眼を持っています。そんなことを突然言われたとしても、他人からすればそれを確かめるスベはありません。確かめ…

ひとりっ子/グレッグ・イーガン

SF

…F)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 80回この商品を含むブログ (187件) を見る 気持のよい衝撃が駆け抜けていくイーガンの短編集。これで一応短編集は全て読んだことになる。これからは長編に取り掛かろうか。ディアスポラは意味不明すぎて投げてしまったんだよな。「行動原理」「真心」はどちらも似たような雰囲気と、扱っているテーマも似通っていることもあってあまり記憶に残っ…