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基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

ハヤカワ文庫補完計画作品を全部読んで/レビューしてのあとがき&目次

早川書房70週年を記念して行われた『これまで小社の歴史を彩ってきた名作・傑作70点を、新訳・復刊・新版で装いを新たに刊行してまいります。』という、「ハヤカワ文庫補完計画」に勝手に乗って全レビューしていたのだが、これが終わった。最初は1点につき15…

まるで神話のように反響する傑作短篇集──『スキャナーに生きがいはない (人類補完機構全短篇1)』

スキャナーに生きがいはない (人類補完機構全短篇1)作者: コードウェイナー・スミス,伊藤典夫,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るコードウェイナー・スミス作品に出会ったのはSFジャン…

理知を捨てるものこそ理知を拾う──『ブラウン神父の無垢なる事件簿』

ブラウン神父の無垢なる事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: G・K・チェスタートン,田口俊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るあのエラリー・クイーンは、〈これまでに創造された探偵三巨人〉…

「服は人なり」を突き詰めたらどうなるか──『カエアンの聖衣』

カエアンの聖衣〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: バリントン・J・ベイリー,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る読みたい読みたいと願いながらも古本で手に入れるのもなあと思っていたのだが…

"探偵"草創期ならではの熱狂──『最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』

最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ケイト・サマースケイル,日暮雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る物事にはなんであれ「…

祈りの働きは愛であり、愛の働きは奉仕です──『マザー・テレサ語る』

マザー・テレサ語る (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マザー・テレサ,ルシンダ・カーディ,沖守弘,猪熊弘子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/02/24メディア: 文庫この商品を含むブログを見る死後に二度の奇跡を起こしたことが認められマザー・テ…

歴史の分岐点を丹念に切り取ったノンフィクション──『パリは燃えているか?』

パリは燃えているか?〔新版〕(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ラリー・コリンズ,ドミニク・ラピエール,志摩隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/02/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るパリは燃えているか?〔新版〕(下) (ハ…

スパイと悪徳商人の武器ビジネスをめぐる一騎打ち小説──『ナイト・マネジャー』

ナイト・マネジャー〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ジョン・ル・カレ,村上博基出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/01/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るナイト・マネジャー〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ジョン・ル・カレ,村上博基出版…

無数の時間線が交錯する時の劇場──『デューン 砂の惑星』

デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (上) (ハヤカワ文庫SF)作者: フランクハーバート,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/01/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る現在SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当している身として…

死のさなかにも生きてあり──『あまたの星、宝冠のごとく』

あまたの星、宝冠のごとく (ハヤカワ文庫SF)作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,影山徹,伊藤典夫,小野田和子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/02/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの死後…

プロフェッショナルvsプロフェッショナルなアラスカ・サバイバル──『アラスカ戦線』

アラスカ戦線〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ハンス=オットー・マイスナー,松谷健二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/01/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見る世の中にはいろんなおもしろい物語があるわけだが、その一つに「あらすじを読んだ…

いま読んで面白い冒険スパイ小説とはなにか──『新・冒険スパイ小説ハンドブック』

新・冒険スパイ小説ハンドブック (ハヤカワ文庫NV)作者: 早川書房編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/01/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るハヤカワ文庫補完計画の一環としてこれまでSFでは『海外SFハンドブック』が、ミステ…

幻でありながらも物語を支配し続ける──『幻の女〔新訳版〕』

幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ウイリアムアイリッシュ,William Irish,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る『ミステリ・ハンドブック』第一位、『東西ミステリーベスト100』で…

真実はひとつ。人はそれにたくさんの名前をつけて語る──『千の顔をもつ英雄』

千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ジョーゼフ・キャンベル,倉田真木,斎藤静代,関根光宏出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る千の顔をもつ英雄〔新訳版〕下 (ハ…

たったひとりの人類代表──『中継ステーション』

中継ステーション〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF シ 1-5) (ハヤカワ文庫SF)作者: クリフォード・D・シマック,片山若子,山田順子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る表紙には美しい少女と、背景に小さ…

自由であること、自分で決めること──『世界の誕生日』

世界の誕生日 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-11) (ハヤカワ文庫SF)作者: アーシュラ・K・ル・グィン,丹地陽子,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/11/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る超高度文明が居住可能惑星に人間型生命の種を撒…

サイコパス大戦──『レッド・ドラゴン』

レッド・ドラゴン〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫NV)作者: トマスハリス,Thomas Harris,加賀山卓朗出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/11/06メディア: 新書この商品を含むブログを見るレッド・ドラゴン〔新訳版〕 下 (ハヤカワ文庫NV)作者: トマスハリス,Th…

黄色い部屋の秘密 by ガストン・ルルー

黄色い部屋の秘密〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ガストン・ルルー,高野優,竹若理衣出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/10/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る今やカレーといえば福神漬ぐらいのレベルでミステリといえば密室…

新訳でミリタリーSFの原点が蘇る──『宇宙の戦士』 by ロバート・A・ハインライン

宇宙の戦士〔新訳版〕(ハヤカワ文庫SF) (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-40)作者: ロバート・A ハインライン,内田昌之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/10/22メディア: 文庫この商品を含むブログを見る本書が最初のミリタリーSFというわけではないのだが、ごく…

"現実劇場"──『リトル・ドラマー・ガール(上・下)』

リトル・ドラマー・ガール〔上〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ジョン・ル・カレ,村上博基出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/27メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (3件) を見るリトル・ドラマー・ガール〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: ジ…

魔術×ミステリ──『魔術師を探せ! 』 by ランドル・ギャレット

魔術師を探せ! 〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ランドルギャレット,旭ハジメ,公手成幸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る本書『魔術師を探せ!』はランドル・ギャレットによる魔術が当…

貧困撲滅の革命を起こした男──『ムハマド・ユヌス自伝』

ムハマド・ユヌス自伝(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ムハマド・ユヌス,アラン・ジョリ,猪熊弘子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見るムハマド・ユヌス自伝(下) (ハヤカワ・ノンフィクション…

未知を求める運動そのもの──『宇宙への序曲〔新訳版〕』 by アーサー・C・クラーク

宇宙への序曲〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーサー・C・クラーク,中村融出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/09/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見るアーサー・C・クラークの第一長編*1が新訳にて登場。本編285ページのコンパクトさで、物…

クビが取れ身体が千切れ飛ぶ──『魔法がいっぱい!』 by ライアン・フランク・ボーム

魔法がいっぱい! (ハヤカワ文庫 FT 36)作者: L.フランク・ボーム,佐竹美保,Lyman Frank Baum,佐藤高子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1981/11/30メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る1981年に出た(書かれたのは1900年ぐらい。1…

犯人絶対殺すマン──『野獣死すべし』 by ニコラス・ブレイク

野獣死すべし (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-1)作者: ニコラス・ブレイク,永井淳出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る『わたしは一人の男を殺そうとしている。その男の名前も、…

極小の世界に存在する極大な世界──『ブラッド・ミュージック』

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグ・ベア,小川隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/03/11メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 227回この商品を含むブログ (85件) を見るグレッグ・ベアによる本書『ブラッド・ミュージック』はハヤ…

俺は人生を選ばないことを選ぶ"道の続く限り歩み続けろ"──『トレインスポッティング』

トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)作者: アーヴィン・ウェルシュ,池田真紀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るスコットランドのエディンバラを舞台とし、ジャンキーにHIVまみれ、失業保…

群衆の、個人の、暴走する妄想──『九尾の猫』 by エラリイ・クイーン

九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: エラリイ・クイーン,越前敏弥出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る初エラリイ。後ろの著者近影を見て「なんで二人いるんだ」と疑問に思うぐらい…

ルパン対ホームズ by モーリス・ルブラン

ルパン対ホームズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: モーリス・ルブラン,平岡敦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るルパンシリーズのモーリス・ルブランがはじめて本格的にルパンとシャーロック・ホームズを…

思い込みとの戦い──『密造人の娘』 by マーガレット・マロン

密造人の娘〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: マーガレット・マロン,E9L,高瀬素子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る書名の通り、密造人の娘であるデボラ・ノットを主人公にしたミステリ・シリーズ…

ユダヤ人たちの復讐の記録──『復讐者たち』 by マイケル・バー゠ゾウハー

復讐者たち〔新版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マイケル・バー?ゾウハー,広瀬順弘出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る女児や乳児を含む実に600万人のユダヤ人がナチス・ドイツに残酷に殺され…

いま、目の前で変わりつつある歴史──『双生児』 by クリストファー・プリースト

双生児(上) (ハヤカワ文庫FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る双生児(下) (ハヤカワ文庫FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカ…

「火星の人」以後まで完全カバー『海外SFハンドブック』と『海外ミステリハンドブック』

海外SFハンドブック (ハヤカワ文庫SF)作者: 早川書房編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る火星の人、ミエヴィルなど最近名を馳せてきた海外SF作家を新たに網羅し長谷敏司、藤井太洋両氏の…

太平洋戦争全史──『大日本帝国の興亡』 by ジョン・トーランド

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ジョン・トーランド,John Toland,毎日新聞社出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る全5巻にわたって太平洋戦争の発端から結…

来訪者 by ロアルド・ダール

来訪者〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: ロアルド・ダール,山?若菜,田口俊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/07/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見るロアルド・ダール作品はひとつも読んだことがない。一番有名なのはティム・バート…

ママは何でも知っている (ハヤカワ・ミステリ文庫) by ジェイムズ・ヤッフェ

短編連作の安楽椅子探偵物の中でも傑作と名高い作品。安楽椅子探偵物とはいったいどのようなものをさすのかといえば、安楽椅子に座ったまま事件のあらましを聞いて幾つか質問をしただけで理屈をこねくりあげたちまち事件の真相に至ってしまう、つまるところ…

アデスタを吹く冷たい風 by トマス・フラナガン

不思議な読み味を残す短篇集。ざらざらとしてはいるものの心地よい味が長く残る感じ。冬が終わりかけのロシアのような。解説によれば本書は1998年及び2993年のハヤカワ・ミステリの復刊希望アンケートで二度にわたって票をいちばん集めたらしい。それほどま…

歌おう、感電するほどの喜びを!〔新版〕 by レイ・ブラッドベリ

本書『歌おう、感電するほどの喜びを!』は新版となってかつて文庫で二分冊されていたものの合本版になる。『タイム・シップ』が上下にわかれいたのを合本版にしたように、出来る限り一冊で売りたい要望があるのは確かだろう。しかしこの本については文庫に…

タイム・シップ〔新版〕 by スティーヴン・バクスター

もともと上下巻で発刊されていたものを今回一巻本に。そのおかげもあって700ページの大著になってしまわれたけれども、どうなんでしょう。僕としては1000ページ超えとかでない限りは、一巻にまとまっていた方が嬉しいけれども、じっくり時間をかけて読むと薄…

24人のビリー・ミリガン〔新版〕 by ダニエル・キイス

ダニエル・キイスといえば有名作の『アルジャーノンに花束を』と本書『24人のビリー・ミリガン』を思い浮かべる人が多いのではないか。24人のビリー・ミリガン〔新版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ダニエル・キイス,堀内静子出版社/メーカー: …

特別料理〔新版〕by スタンリイ・エリン

ハヤカワ・ミステリ文庫から出ているし、表題作はミステリマガジンのオールタイム・ベスト短編部門の第二位をとっているぐらいなのでミステリ短編集と呼称したほうがいいのだろう。が、殆どの作品は別段謎を解くわけでもなくむし殺人などの事象はジレンマが…

はだかの太陽〔新訳版〕 by アイザック・アシモフ

『鋼鉄都市』について書いた記事で「まあアイディアは古びているけど演出は良いしなかなかおもしろい」なんて偉そうに書いてしまったことを謝りたくなる。もちろんその言葉に嘘はないが、続編でもある本書『はだかの太陽』は鋼鉄都市をはるかに飛び越えて面…

鋼鉄都市 by アイザック・アシモフ

ハヤカワ文庫補完計画というのが現在早川書房70周年を記念して行われている。で、その一環としてこの『鋼鉄都市』の続編である『はだかの太陽』が復刊されることになったのだが、僕は現在ハヤカワ文庫補完計画全レビューを行っているところだ。鋼鉄都市はハ…

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 by フィリップ・K・ディック

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 (ハヤカワ文庫SF)作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/12/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (40件) を見るよく構成された悪夢のような本だ。…

伝道の書に捧げる薔薇 by ロジャーゼラズニイ

伝道の書に捧げる薔薇 (ハヤカワ文庫 SF 215)作者: ロジャーゼラズニイ,浅倉久志,峯岸久出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/11/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (13件) を見るこれが初めてのゼラズニイだったりする。短篇…

クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF) by ウィリアム・ギブスン

クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF)作者: ウィリアム・ギブスン,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 94回この商品を含むブログ (58件) を見るSFは今やあらゆるジャンルに拡散し、むしろ今となっては現実そのも…

シャーロック・ホームズの冒険 by アーサー・コナンドイル

シャーロック・ホームズの冒険 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ト 1-12)作者: アーサー・コナン・ドイル,大久保康雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/04メディア: 新書この商品を含むブログを見るシャーロック・ホームズの冒険 下 (ハヤカワ・ミステリ文…

レナードの朝 〔新版〕 by オリヴァー・サックス

特にノンフィクションジャンルにおいては名著と呼ばれるものは何度もの改訂、版を重ねることもあって都度都度序文や時代に合わせた注の追加が行われることになる。積み重ねられた序文の一つ一つはその本が名著であることの証となるだろう。本書もそうした名…

死者の代弁者[新訳版] by オースン・スコット・カード

本書死者の代弁者(エンダーのゲームの続編)をエンダーのゲームを読みながらも僕は読んでいないのだがそこには明確な理由が存在していた。別にそんなたいしたもんじゃないが、「だって、エンダーのゲームが面白かったのはあの状況があったからこそで、続編…

ソラリス by スタニスワフ・レム

ハヤカワ文庫通巻2000作品。ハヤカワ文庫補完計画の一貫で国書刊行会からポーランド語からの訳で(従来の英語からの重訳でなく)出たものの文庫化となった。移動させるにはなかなか面倒もあっただろうけれど、こうやってきちんと文庫の形で読めるのがあ…