基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

雑記

宇宙以前から宇宙以後までを知るためのサイエンスノンフィクション

宇宙が始まる前には何があったのか? (文春文庫)作者: ローレンスクラウス,Lawrence Krauss,青木薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る近年急速に観測技術が上がりビッグバンやその後の宇宙を理解できる、…

2016年のおもしろかった本、ゲーム、映画を振り返る

はじめに 2016年ももうすぐ終わりです。これまで年の区切りに意味があるとは思えず年間ベストとかもあんまり書いてなかったんだけど、今年はなんだかいろんなことがあったなあ……と思いながらズラズラとリストアップしてみたら、簡単に書いておきたくなったの…

Kindle Unlimited:読み放題でめぼしい物をざっとみる

Kindleの読み放題サービス、はじまってました。 www.wildhawkfield.com とりあえず雑誌をみるかということでdマガジンとの比較などは上記記事で(ありがたい)ふむふむと見て回っていたけれども、思いがけずいろいろあったのでこれなら登録してもいいかなあと…

ハヤカワ文庫補完計画作品を全部読んで/レビューしてのあとがき&目次

早川書房70週年を記念して行われた『これまで小社の歴史を彩ってきた名作・傑作70点を、新訳・復刊・新版で装いを新たに刊行してまいります。』という、「ハヤカワ文庫補完計画」に勝手に乗って全レビューしていたのだが、これが終わった。最初は1点につき15…

本当のリアリティっていうのは、リアリティを超えたものなんです──『MONKEY Vol.7 ◆ 古典復活』

MONKEY Vol.7 ◆ 古典復活作者: 柴田元幸出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2015/10/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見るMONKEYのvol.7は古典復活ということで村上春樹さんと柴田元幸さんの古典文学対談や、批評家や詩人がお薦…

1Q84と牛河

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/28メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 80回この商品を含むブログ (49件) を見る1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈後編〉 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社…

ニコニコ動画に連載動画の第一話をアップロードしました

【ニコニコ動画】【VOICEROID+】結月ゆかりの現代SF入門 第一話『SFが読みたい! 2015年版』↑これです。というだけの話で終わりではあるのですけど……。「VOICEROIDを使って現代SF入門をやったら(僕以外には誰もやらないだろうし)面白いのでは」と思いつくのは…

適切なおすすめのやり方

自分がすごくすごーく大好きな作品があったとして、そのおすすめのやり方っていうのはけっこう難しい物がある。そのむずかしさにもいろいろな手段と方法と目的があってそれぞれに難しさがあるものだが、まあ一つおすすめの方法は(方法としておすすめってこと…

『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』をダシにして文明再興SFを語る

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた作者: ルイスダートネル,Lewis Dartnell,東郷えりか出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/06/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る先週末HONZに文明が一旦崩壊したあと、いかにして文明を…

内的な満足の繰り返しが普遍性を産むか

先日こんな記事を書いた⇒みならいディーバという奇跡 - 基本読書 書き終わった後、ふう疲れたと一旦リラックスしてそれを他人が読んだもののように眺めてみたら、なんかこれはけっこうちゃんとした文章だなあと思った。なかなかこの作品についてこれだけ書け…

あえて信者になるということ

宗教の話ではあるが、宗教の話ではない。キリストだなんだのとそういう話ではなく、ある好きなコンテンツ制作者に対しての、態度の話である。小説にしろマンガにしろ、そうした「作品」は大抵の場合決まった値段で売られているが、実際的には「その人しか生…

文章のスタイルはいったいいつ確立されるものなのだろう

村上春樹の初期エッセイをなんとなく今読み返している(村上春樹堂シリーズ)。村上春樹という作家はデビューが割合遅かったこともあってか、出てきた時点でほとんど文体が完成している作家だった。エッセイの調子も、小説の文体も、もちろんその後の研鑽を…

読書会の形式についていろいろ考えてみる

むかし読書会についてはこんな記事を書いたことがある⇒読書会について - 基本読書いろんな形式で読書会をやってきての雑感で、ざっくりとした要約としては「長編一冊を複数人、あまり仲良くもない人間でもたせようとすると間がもたない。」っていう大きな問…

文体について

自分の中でひとつの文体が固まってきた感覚がある。七年もblog書いて、書いた総文字量が四百万文字を越えようかというのだから、いまさらな話ではある。つい最近までひとつの記事の中でですますとだ、であるが混ざっているぐらいだったから、月日も書いた分…

KDPで本を出すことについて

冬木糸一のサイエンス・フィクションレビュー傑作選作者: 冬木糸一出版社/メーカー: 冬木糸一発売日: 2014/02/21メディア: Kindle版この商品を含むブログ (14件) を見るKindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) で本を出しました。サイエンス・フィクション…

村上春樹さんの小説の記述をめぐってのこと

村上春樹「心苦しく、残念」町名変更へ 小説のたばこポイ捨て記述めぐり (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース下手な手を打ったなこれは、ということに尽きる。世界の村上とはいっても話題が盛り上がりに盛り上がった長編で300万部を超えるぐらい。短篇集…

本の見切りについて

図書館の魔女 by 高田大介 - 基本読書 先日読んだ『図書館の魔女』という小説は本に関する語りがまた面白い小説で、1400ページを超える大作ながらも本の迷宮に迷い込んでいくような気分が味わえる傑作だ。本好きならオススメしたい。その中にこんな一節があ…

ものづくりSFという分類があるなあと思った話

雑記。ものづくりSFという分類がありえるなあと『深紅の碑文』を読んでいて思った。まだまだ読み途中なのだけど、作中で子供たちが小型の衛星を地球周回軌道に乗せるミニロケットというとんでもないシロモノをつくる場面がある。設計と、費用と、発射場と…

読書会について

読書会について書いていきます。長いですが下の方に結論だけまとめたものがあるので読めない場合、読み飛ばしてください。僕は結構読書会をやってきた。大学生のときは先生と協力して読書会の授業を作って、毎週読書会を十何人でやったこともある。ネットで…