読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

トマ・ピケティ絶賛の"長篇小説"──『貧困の発明 経済学者の哀れな生活』

貧困の発明 経済学者の哀れな生活タンクレード ヴォワチュリエ,Tancrede Voituriez 早川書房 2017-02-23 AmazonKindle ピケティ絶賛と煽り文句のついている「貧困の発明」って本、おもしろそうな経済ノンフィクションだな〜〜と思ってよくみたら"長篇小説"で…

自然そのものの概念をもたらした男──『フンボルトの冒険―自然という<生命の網>の発明』

の発明" title="フンボルトの冒険―自然というの発明">フンボルトの冒険―自然というの発明作者: アンドレア・ウルフ,鍛原多惠子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2017/01/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る本書は19世紀前半を代表する科学…

テクノロジー信仰への解毒剤──『テクノロジーは貧困を救わない』

テクノロジーは貧困を救わない作者: 外山健太郎,松本裕出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る外山健太郎さんという、日本人名の方が著者だったので最初日本語の本と思い読み始めたのだが、文章に…

『ユリシーズ』から『これはペンです』まで──『実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で』

実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で作者: 木原善彦出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2017/01/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの世には実験小説と呼ばれるたぐいの作品がある。実験=experimental というぐらいだから、要するに普通の小…

世はまさに大監視時代──『超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?』

超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?ブルース シュナイアー 草思社 2016-12-07 Amazon 現代は、誰もが携帯/スマホを持ち、車も家具もネットとつながっているのが当たり前になり網羅的な大量監視が空前の規模で実行される時代である。Kin…

なぜ子供たちはギャングになるのか──『マラス 暴力に支配される少年たち』

マラス 暴力に支配される少年たち作者: 工藤律子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/11/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「マラス」という言葉を聞いたことがない人も多いだろうが、マスコミの用い方では中米を根城にする若者ギャング団のこ…

透明性のある政府を──『未来政府』

未来政府作者: ギャビンニューサム,リサディッキー,Gavin Newsom,Lisa Dickey,稲継裕昭,町田敦夫出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るカリフォルニア州の副知事が書いた未来の政府はテクノ…

際限のない自己顕示欲と卓越性と野望──『トランプ』

トランプワシントン・ポスト取材班,マイケル・クラニッシュ,マーク・フィッシャー 文藝春秋 2016-10-11 Amazonで購入Kindleで購入 2016年アメリカ合衆国大統領選挙も一般の有権者投票を間近(11月8日)に控え、慌ててドナルド・トランプ伝を読み始めたのだがこ…

押井守×笠井潔対談──『創造元年1968』

創造元年1968作者: 押井守,笠井潔出版社/メーカー: 作品社発売日: 2016/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの二人にいったいどういう繋がりがあったんだっけか?? と思いながら読み始めたのだが、かつて一度対談をしたことがあること、笠井…

幽霊を見るとき実際には何を見ているのか──『幽霊とは何か──500年の歴史から探るその正体』

幽霊とは何か──500年の歴史から探るその正体作者: ロジャー・クラーク,桐谷知未出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2016/07/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る書名だけだとどういう本なのか掴みきれず、おそるおそる読み始めたのだが、…

音楽産業vs音楽海賊団──『誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち』

誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち作者: スティーヴン・ウィット,関美和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/09/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る現代において、タダで音楽を手に入れるのはそう難しいこと…

囚人だって本を読む──『プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年作者: アンウォームズリー,向井和美出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2016/08/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書『プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所…

怖くないふりをすることはできない──『サックス先生、最後の言葉』

サックス先生、最後の言葉 (ハヤカワ・ノンフィクション)作者: オリヴァー・サックス,大田直子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/08/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見るわずか60ページほどの短いエッセイ集で、値段としては普通に単行本価格…

精読とは異なる文学読解──『遠読――〈世界文学システム〉への挑戦』

遠読――〈世界文学システム〉への挑戦作者: フランコ・モレッティ,秋草俊一郎,今井亮一,落合一樹,高橋知之出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/06/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る遠読とは聞いたことのない言葉だが、原題は「Dista…

史上最強のナード──『最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜』

最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス〜想像力の帝国〜作者: マイケル・ウィットワー,加藤諒,柳田真坂樹,桂令夫出版社/メーカー: ボーンデジタル発売日: 2016/06/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る君は『ダンジョンズ&ドラゴンズ…

ライフスキルとしての批評──『みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド』

みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド作者: アーロン・イリザリー,アダム・コナー,長谷川恭久,安藤貴子出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2016/05/24メディア: 単行本(ソフトカバー)…

剣のように強い力を持った本の記録──『戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)』

戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)作者: モリー・グプティル・マニング,松尾恭子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/05/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る紀元前から人類は図書館と共にあったが、それは場所が戦地にあっても…

暇と退屈の仕事論──『働くことの哲学』

働くことの哲学作者: ラーススヴェンセン,Lars Svendsen,小須田健出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2016/04/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る僕自身は働くということについて思い悩んだことはなく、「金は稼がなあかんのやから働か…

我らは納豆に選ばれし民ではない──『謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉』

謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉作者: 高野秀行出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/04/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るなんと高野秀行さんの新刊のテーマは「納豆」である。なんと、と書いたがこれまで高野秀行さんは…

"探偵"草創期ならではの熱狂──『最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件』

最初の刑事――ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ケイト・サマースケイル,日暮雅通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る物事にはなんであれ「…

そんな職業があってたまるか──『古書泥棒という職業の男たち: 20世紀最大の稀覯本盗難事件』

古書泥棒という職業の男たち: 20世紀最大の稀覯本盗難事件作者: トラヴィスマクデード,Travis McDade,矢沢聖子出版社/メーカー: 原書房発売日: 2016/01/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るこの世には「そんな職業があったのか」と驚く意外…

確かに長文を書くにはかなり良い──『考えながら書く人のためのScrivener入門 小説・論文・レポート、長文を書きたい人へ』

考えながら書く人のためのScrivener入門 小説・論文・レポート、長文を書きたい人へ作者: 向井領治出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2016/03/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る本書はScrivenerという執筆ツールを…

楽しんでいる人をみるのは楽しい──『50代からのアイドル入門』

50代からのアイドル入門作者: 大森望出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2016/02/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る僕は外に出ないし人混みが嫌いだし、テレビもみないし音楽の趣味は超保守的でこの10年間聞いているの…

紙ではできないやり方──『ウェブ小説の衝撃: ネット発ヒットコンテンツのしくみ』

ウェブ小説の衝撃: ネット発ヒットコンテンツのしくみ (単行本)作者: 飯田一史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2016/02/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る普段日常的に小説を読んでいたり、あるいは仕事として関わっている人であればウ…

君たちが大好きだ。心から──『これで駄目なら 若い君たちへ――卒業式講演集』

これで駄目なら 若い君たちへ――卒業式講演集作者: カート・ヴォネガット,円城塔出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2016/01/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るヴォネガット最後の著作となったエッセイ集『国のない男』が2007年に日本でも…

異質なものとの遭遇──『翻訳問答2 創作のヒミツ』

翻訳問答2 創作のヒミツ作者: 鴻巣友季子出版社/メーカー: 左右社発売日: 2016/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る鴻巣友季子さんと片岡義男さんの、言わば翻訳の達人二人によって行われた『翻訳問答』に続き、今作では小説家…

ハンター・キラー アメリカ空軍・遠隔操縦航空機パイロットの証言

ハンター・キラー アメリカ空軍・遠隔操縦航空機パイロットの証言作者: T・マーク・マッカーリー中佐,ケヴィン・マウラー,深澤誉子出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/12/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る遠隔操縦航空機(R…

理想と現実の狭間で──『国境なき医師団: 終わりなき挑戦、希望への意志』

国境なき医師団――終わりなき挑戦、希望への意志作者: レネー・C・フォックス,坂川雅子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2015/12/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る書名通りに国境なき医師団について、その内部にいる人間が率直に語っ…

「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する

「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する (単行本)作者: 橘玲出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/11/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこれはコンセプトが明快でシンプルな構成の本なのであまり紹介…

なぜ国々は戦争をするのか by ジョン・G・ストウシンガー

なぜ国々は戦争をするのか 上作者: ジョン・G・ストウシンガー,等松春夫,比較戦争史研究会出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2015/10/27メディア: 単行本この商品を含むブログを見るなぜ国々は戦争をするのか 下作者: ジョン・G・ストウシンガー,等松春夫,…

45年の歴史が一冊に──『ハヤカワ文庫SF総解説2000』

ハヤカワ文庫SF総解説2000作者: 早川書房編集部出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/11/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る基本的な説明をしておくと、本書はハヤカワ文庫SFに納められた作品が2000番まで割り振られた…

めちゃくちゃ狂ってるが、めちゃくちゃかっこいい!──『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』

冒険歌手 珍・世界最悪の旅作者: 峠恵子出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2015/09/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るHONZというノンフィクション本のレビューサイトに月二回、僕も書かせてもらっている。そのHONZには、たまに朝の7…

これはひどい──『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』

動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか作者: ニック・タース,布施由紀子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2015/10/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るこれはひどいとしか言いようがない。本書はアメリカ兵によるベト…

ヴィジョンと行動力と実力を持ったキチガイ──『イーロン・マスク 未来を創る男』

イーロン・マスク 未来を創る男作者: アシュリー・バンス,斎藤栄一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/09/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るこの世界はとてもおもしろいと思う。いつだっておかしなこと、予測もつか…

世界の動きを「読める」ようになり、人生を「意味づける」為に──『知的トレーニングの技術』

知的トレーニングの技術〔完全独習版〕 (ちくま学芸文庫)作者: 花村太郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/09/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る読書猿という有名な……何ブログなんだ? 知的向上心のある人間の為のブログ──とかいうと…

世界の辺境と中世日本に共通点を見いだす──『世界の辺境とハードボイルド室町時代』

世界の辺境とハードボイルド室町時代作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2015/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る高野秀行さんと清水克行さんによる「世界の辺境と中世日本って…

野望を抱きカオスと踊る──『ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望』

ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望作者: エヴァン・オズノス,笠井亮平出版社/メーカー: 白水社発売日: 2015/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログを見るいやーこれはもう完膚なきまでに面白かった。「ネオ・チャイナ」は…

揃えも揃えたり五十人──『この作家この10冊』

この作家この10冊作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2015/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る月刊誌「本の雑誌」で続いている、「作家の10冊」というコーナーから50回分を収録した一冊になる。…

合理的理由でもって削がれてゆく耳鼻──『耳鼻削ぎの日本史』

世界の辺境とハードボイルド室町時代作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2015/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る世界の辺境と中世日本ってよく似てるよねというシンプルな着想から始…

ユダヤ人たちの復讐の記録──『復讐者たち』 by マイケル・バー゠ゾウハー

復讐者たち〔新版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マイケル・バー?ゾウハー,広瀬順弘出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/08/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る女児や乳児を含む実に600万人のユダヤ人がナチス・ドイツに残酷に殺され…

映画は中国を目指す─中国映像ビジネス最前線─ by 中根研一

映画は中国を目指す (映画秘宝collection)作者: 中根研一出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2015/08/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るやけにハリウッド映画に中国への配慮があることを意識したのはたぶんトランスフォーマー現時…

太平洋戦争全史──『大日本帝国の興亡』 by ジョン・トーランド

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ジョン・トーランド,John Toland,毎日新聞社出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る全5巻にわたって太平洋戦争の発端から結…

水曜日のアニメが待ち遠しい:フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす by トリスタンブルネ

水曜日のアニメが待ち遠しい:フランス人から見た日本サブカルチャーの魅力を解き明かす作者: トリスタンブルネ,Tristan Brunet出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2015/08/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見るインターネットによって比較的国…

『大泉エッセイ 僕が綴った16年』と水曜どうでしょうの面白さの本質について

大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)作者: 大泉洋出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2015/04/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る2015年も後半戦になってお前は何を言っているんだと思われるかもしれないが最近水曜…

権力の劣化が世界を変えている──『権力の終焉』 by モイセス・ナイム

権力の終焉作者: モイセス・ナイム,加藤万里子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2015/07/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書は主張していること自体はシンプル=権力の劣化が世界を変えている/ながらも、それが現状をごくごく簡単に…

BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす by 溝口彰子

BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす作者: 溝口彰子,中村明日美子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2015/06/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見るBLがどのような機能・効果をもって生まれ、受け入れられ、またどのような…

村上さんのところ by 村上春樹

村上さんのところ作者: 村上 春樹,フジモトマサル出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/07/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る村上さんのところ、という小説家の村上春樹さんが2015年の1月15日から5月13日までの間に寄せ…

映画の「現在」──『映画時評 2012-2014』 by 蓮實重彦

映画時評 2012-2014作者: 蓮實重彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/07/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る日記的にだらっと書かせてもらう。批評なるものにほとんど興味がなく、映画も映画館で年に2〜3本見るほかは借りてく…

(面白さ)の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか (角川新書) by 都留泰作

面白さというのは基本的には主観的なものであり、「何が面白くて」「何が面白く無いのか」と分類するのは脳科学的な研究でもなければ随分難しいことだ。プロット等の構造的な部分については、受け手側の体験から切り離してある程度穴などをチェックできるか…

殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow by 殊能将之

僕は正直なところ殊能将之さんの作品を一つも読んだことがないし、本書の元になっている「Mercy Snow official homepage」も本書が出る前は存在すら知らなかった。殊能将之作品を読んだ時の思い出話とか、彼の小説本と本書の関連を論じるとか、なんにもない…