基本読書

基本的に読書のこととか書く日記ブログです。

科学ノンフィクション

二次元世界の住人から、三次元世界はどう見える?──『フラットランド たくさんの次元のものがたり』

フラットランド たくさんの次元のものがたり (講談社選書メチエ)作者: エドウィン.アボット・アボット,アイドゥン・ブユクタシ,竹内薫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/05/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るフラットランド…

言語研究者は日々どのような「怪物」を相手にしているのか──『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」作者: 川添愛,花松あゆみ出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2017/06/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る数学的原理に裏打ちされた傑作ファン…

人間の本質はどこにあるのか──『Beyond Human 超人類の時代へ 今、医療テクノロジーの最先端で』

Beyond Human 超人類の時代へ 今、医療テクノロジーの最先端で作者: イブ・ヘロルド,佐藤やえ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2017/06/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見るかなり胡散臭い書名である。そのため警戒しな…

平均的な人間はどこにもいない『平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学』

平均思考は捨てなさい作者: トッド・ローズ,小坂恵理出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/05/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこういってはなんだが『平均思考は捨てなさい』とは、ノリ切れないビジネス書のような書名だ。…

文体、プロット、トピック、全てを解析する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』

[書評][レビュー]本書は「ベストセラー小説に普遍的な法則は存在するのか?」という問いかけを、独自の判定モデルをつくりあげ検証した著者らによる一冊である。小説がヒットするかどうかは時の運という人も多いし、実際運が関与しない事象などこの世に存在し…

「生物とは何か」を問い直す──『生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像』

生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像 (ブルーバックス)作者: 武村政春出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/04/19メディア: 新書この商品を含むブログを見る『巨大ウイルスと第4のドメイン』を筆頭に魅力的なウイルス論を書いてきた…

GPSもインターネットもここから産まれた──『ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA』

ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA (ヒストリカル・スタディーズ)作者: アニー・ジェイコブセン,加藤万里子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2017/04/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るDARPA(国防高等研究計画局…

読むと思わず検査を受けたくなる一冊──『心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで』

心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで作者: キャスリン・マコーリフ,西田美緒子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2017/04/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの世には多くの寄生生物がいるが、とりわけの嫌悪と注目を集めるのは、…

極端な危険と利益──『毒々生物の奇妙な進化』

毒々生物の奇妙な進化作者: クリスティーウィルコックス,Christie Wilcox,垂水雄二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/02/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書は毒を持つ生物について書かれた本である。毒がどのように人体やその他…

サイエンスノンフィクションをSFとして読む

僕はけっこうSFを読むのだが、それと同じぐらいにサイエンスノンフィクション(SNF)も好んで読む。もちろんそれは単純に僕がどちらも好きだからなのだけれども、SNFについてはハードなSFを読むように愉しんでいる側面があるように思う。たとえば最先端のSNFは…

人工知能本読みすぎて飽きたけどその中でも記憶に残っている本を紹介する

この数年人工知能バブルかってぐらい人工知能関連本が出まくっていて、最初の頃は律儀に一冊一冊読んでいたもんだが、だんだん飽きてきた(そりゃ読みまくってるんだからそうだ)。やれ人工知能に仕事が奪われるだとか奪われない仕事はなんだとかの話は定番だ…

凝集と拡散のせめぎ合い──『宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで』

宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで (ブルーバックス)作者: 吉田伸夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/02/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る書名からもわかる通り、本書は宇宙史を扱った一…

宇宙以前から宇宙以後までを知るためのサイエンスノンフィクション

宇宙が始まる前には何があったのか? (文春文庫)作者: ローレンスクラウス,Lawrence Krauss,青木薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る近年急速に観測技術が上がりビッグバンやその後の宇宙を理解できる、…

自然そのものの概念をもたらした男──『フンボルトの冒険―自然という<生命の網>の発明』

の発明" title="フンボルトの冒険―自然というの発明">フンボルトの冒険―自然というの発明作者: アンドレア・ウルフ,鍛原多惠子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2017/01/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る本書は19世紀前半を代表する科学…

テクノロジー信仰への解毒剤──『テクノロジーは貧困を救わない』

テクノロジーは貧困を救わない作者: 外山健太郎,松本裕出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る外山健太郎さんという、日本人名の方が著者だったので最初日本語の本と思い読み始めたのだが、文章に…

なぜ薬物依存は減らないのか──『ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造』

ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造作者: カールハート,Carl Hart,寺町朋子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログを見る薬物には大変恐ろしいイメージがある。一度でも手を出せば最後、…

月までのプログラミング──『デジタルアポロ ―月を目指せ 人と機械の挑戦―』

デジタルアポロ ―月を目指せ 人と機械の挑戦―作者: デビッド・ミンデル,岩澤ありあ出版社/メーカー: 東京電機大学出版局発売日: 2017/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る本書は「人と機械がアポロ計画においてどう役割分担を…

物事の仕組みを理解するために──『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』

ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた作者: ランドール・マンロー,吉田三知世出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/11/22メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見るすべての人間が一カ所に集まってジャンプしたらどうな…

あてにならない記憶──『脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議』

脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議作者: ジュリア・ショウ,服部由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/12/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るサイエンスノンフィクションでイラストがついている…

不健康な脳から健康な心を推論する──『脳はいかに意識をつくるのか』

脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る作者: ゲオルク・ノルトフ,高橋洋出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2016/11/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る近年機能的磁気共鳴画像法(fMRI)など新技術の出現で脳の活動がより精確に観測で…

脳は受け取る情報を支配する──『触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのか』

触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのか作者: デイヴィッド・J.リンデン,David J. Linden,岩坂彰出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/09/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る触れること、触れられることというのは日々の生活に密…

超予測者になるために──『超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条』

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条 (ハヤカワ・ノンフィクション)作者: フィリップ・E・テトロック,ダン・ガードナー,土方奈美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/10/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る「超予測力」と…

わかっちゃいるけどやめられないを科学する──『悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験』

悪癖の科学--その隠れた効用をめぐる実験作者: リチャード・スティーヴンズ,藤井留美出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2016/08/29メディア: 単行本この商品を含むブログを見る時間は充分にあったはずなのに、締め切り間際まで仕事がはじめられない。つ…

きっちりと素粒子/量子物理学を理解したい人へ──『量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語』

量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語作者: レオンレーダーマン,クリストファーヒル,Leon M. Lederman,Christopher T. Hill,青木薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/09/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見る量子物理学は「なにがなん…

宇宙における生命の普遍的特性──『生命、エネルギー、進化』

生命、エネルギー、進化作者: ニック・レーン,斉藤隆央出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/09/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書は『生命の跳躍』、『ミトコンドリアが進化を決めた』のニック・レーンによる「生命の起源とその…

過小評価されてきた進化──『進化は万能である:人類・テクノロジー・宇宙の未来』

進化は万能である:人類・テクノロジー・宇宙の未来作者: マット・リドレー,大田直子,鍛原多惠子,柴田裕之,吉田三知世出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/09/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る読み始めた時は、マット・リドレーによる…

酒がもっとうまくなる──『酒の科学―酵母の進化から二日酔いまで』

酒の科学―酵母の進化から二日酔いまで作者: アダム・ロジャース,夏野徹也出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2016/08/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る酒! 飲まずにはいられないッ!わけでは全然ないが、普通に飲む。僕だけではなく、成人した人…

読めばあなたもゾンビになれる(かもしれない)──『ゾンビでわかる神経科学』

ゾンビでわかる神経科学作者: ティモシー・ヴァースタイネン,ブラッドリー・ヴォイテック,Kousuke Shimizu,鬼澤忍出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2016/07/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る『ゾンビでわかる神経科学』という書名からは強烈な…

地球的なカタストロフにいかに対抗すべきか──『気候変動クライシス』

気候変動クライシス作者: ゲルノット・ワグナー,マーティン・ワイツマン,山形浩生出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2016/08/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る気候変動、特に地球温暖化は毎日のほほんと暮らしていると変化が実感…

人工知能が事故を起こした時、誰が責任を取るべきか?──『人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き』

人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き作者: ジェリー・カプラン,安原和見出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2016/08/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの数年怒涛の勢いでAI(人工知能)本が刊行されたこともあり、大体の論調も把握し…

虫だらけの惑星──『昆虫は最強の生物である: 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略』

昆虫は最強の生物である: 4億年の進化がもたらした驚異の生存戦略作者: スコット・リチャードショー,Scott Richard Shaw,藤原多伽夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/07/13メディア: 単行本この商品を含むブログを見る昆虫は最強の生物である──と…

科学と科学者との地位に関する一つの個人的な哲学──『若き科学者へ』

若き科学者へ【新版】作者: ピーター・B・メダワー,結城浩(解説),鎮目恭夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/07/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書は1960年にノーベル生理学・医学賞を受賞したメダワーが書いた「科学者の心得…

すべては変わりゆく──『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則作者: ケヴィン・ケリー,服部桂出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2016/07/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る1989年生まれの僕が小学生だった頃、パソコンは家になく、インターネッ…

科学が産んだ脅威の動物たち──『サイボーグ化する動物たち-ペットのクローンから昆虫のドローンまで』

サイボーグ化する動物たち-ペットのクローンから昆虫のドローンまで作者: エミリー・アンテス,西田美緒子出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2016/08/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「サイボーグ化する動物たち」と言われると、ブースターが付い…

ブラックホール合体/衝突の歌──『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』

重力波は歌う:アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち作者: ジャンナ・レヴィン,田沢恭子,松井信彦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/06/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る本書は発売(6/16)とほぼ同日に重力波2度目の観測成…

老いゆくすべての人へ──『死すべき定め――死にゆく人に何ができるか』

死すべき定め――死にゆく人に何ができるか作者: アトゥール・ガワンデ,原井宏明出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/06/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの世には避けられぬことというのがいくつもあり、そのうちの一つは死である。今の…

人類進化に関するまったく新しい疑問とアプローチ──『人類進化の謎を解き明かす』

人類進化の謎を解き明かす作者: ロビン・ダンバー,鍛原多惠子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2016/06/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る考古学者は石器と化石の組み合わせや、発掘地の地質学によって「歴史」を浮き彫りにさせてきた。…

「科学する人生」とは何か──『右脳と左脳を見つけた男 - 認知神経科学の父、脳と人生を語る』

右脳と左脳を見つけた男 - 認知神経科学の父、脳と人生を語る -作者: マイケル・S・ガザニガ,小野木明恵出版社/メーカー: 青土社発売日: 2016/03/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る著者であるマイケル・S・ガザニガは書名にも入っている…

数学が常に底流にある「ザ・シンプソンズ」──『数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』

数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/05/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るサイモン・シンの新刊翻訳といえばそれだけで買わないわけがな…

人間と機械の境界を探る──『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』

明日、機械がヒトになる ルポ最新科学 (講談社現代新書)作者: 海猫沢めろん出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/05/18メディア: 新書この商品を含むブログを見るSR(代替現実)、3Dプリンタ、アンドロイド、AI(人工知能)、ヒューマンビッグデータ、BM…

人間はどのように世界のことを知ろうとしてきたか──『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』

この世界を知るための 人類と科学の400万年史作者: レナードムロディナウ,Leonard Mlodinow,水谷淳出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/05/17メディア: 単行本この商品を含むブログを見るつい先日『科学の発見』という、過去の科学者にたいして「科学…

過去の科学者に現代の基準でマジレスする──『科学の発見』

科学の発見作者: スティーヴンワインバーグ,大栗博司,Steven Weinberg,赤根洋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/05/14メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこれはまたけっこうヘンテコな──というか、あまりないタイプの科学史ノンフィクション…

なぜ疑似科学が社会を動かすのか

なぜ疑似科学が社会を動かすのか (PHP新書)作者: 石川幹人出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2016/02/16メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る「なぜ疑似科学が社会を動かすのか」という書名だが、これ自体はそうそう不思議なものではない。何し…

なぜ彗星は地球に衝突するのか──『ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る』

ダークマターと恐竜絶滅―新理論で宇宙の謎に迫る作者: リサ・ランドール,向山信治,塩原通緒出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2016/03/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見る書名に入っている「ダークマター」と「恐竜絶滅」、どちらもなんてことない…

国家の繁栄を人種によって説明できるか──『人類のやっかいな遺産──遺伝子、人種、進化の歴史』

人類のやっかいな遺産──遺伝子、人種、進化の歴史作者: ニコラス・ウェイド,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2016/04/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る本書『人類のやっかいな遺産──遺伝子、人種、進化の歴史』…

犯罪者こそが誰よりも早くテクノロジーを実用化する──『フューチャー・クライム――サイバー犯罪からの完全防衛マニュアル』

フューチャー・クライム――サイバー犯罪からの完全防衛マニュアル作者: マーク・グッドマン,松浦俊輔出版社/メーカー: 青土社発売日: 2016/02/08メディア: 単行本この商品を含むブログを見るテクノロジーの発展は個人に可能な領域を極端に増大させた。誰もが…

脳科学について知りたい人へ最初に渡したい一冊──『メカ屋のための脳科学入門-脳をリバースエンジニアリングする-』

メカ屋のための脳科学入門-脳をリバースエンジニアリングする-作者: 高橋宏知出版社/メーカー: 日刊工業新聞社発売日: 2016/03/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「メカ屋のための」とあるように、本書はエンジニアに向けた脳科学本である。「な…

孤独を受け入れるか、それとも外へ探究の旅へ出るか──『五〇億年の孤独:宇宙に生命を探す天文学者たち』

五〇億年の孤独:宇宙に生命を探す天文学者たち作者: リー・ビリングズ,松井信彦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る太陽系は現代から45億年〜46億年ぐらい前にできたのではないかと想定…

最先端技術が不可避的に内包しているリスクをどう舵取りすべきか──『人間VSテクノロジー:人は先端科学の暴走を止められるのか』

人間VSテクノロジー:人は先端科学の暴走を止められるのか作者: ウェンデル・ウォラック,大槻敦子出版社/メーカー: 原書房発売日: 2016/03/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る最初に『人間VSテクノロジー:人は先端科学の暴走を止められるのか』と…

地球温暖化は金になる──『地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」』

地球を「売り物」にする人たち――異常気象がもたらす不都合な「現実」作者: マッケンジー・ファンク,柴田裕之出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/03/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見るコロラド川は干上がりつつあり、北極圏の氷は減り…